東方巡遊記

九州ツーリング I

目次

01
プロローグ
02
神戸港~新門司港~宇佐神宮~院内
03
院内~宇佐~別府~由布~大分~清川
04
清川~尾平越~天岩戸神社~高千穂神社~高千穂峡~延岡~日向~美々津
05
美々津~宮崎~高岡~小林~霧島岑神社/夷守神社~東霧島神社~小林
06
小林~狭野神社~皇子原神社~霧島東神社~御池~霧島神宮~高千穂河原
07
高千穂河原~霧島神宮古宮址~御鉢~霧島神宮元宮~高千穂峰/天逆鉾~国分~牛根麓
08
牛根麓~桜島~桜島港~鹿児島港~竜ヶ水~鹿児島~鴨池港~垂水港~鹿屋~祓川
09
祓川志布志志布志港大阪南港~自宅
10
エピローグ

2014年9月15日(月) 14日目

終着駅。

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祓川

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0700起床。雨は本降りです。

現在地は大隅国/鹿児島県鹿屋市、祓川のライダーハウス「バイク王国・プラグポイント」。いつの間にか2週間経ち、今日が九州最終日となります。

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朝食を済ませて準備完了。0920、志布志港に向けて出発します。私は九州の旅を終えて撤収しますが、H氏はこれからずっと全国を放浪する予定。お互いの旅の安全を願って別れるのでした。

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まずはR504で鹿屋市街に戻ります。宮崎を快走していた頃に比べるとマシンが重い。ブレーキシューは火山灰で摩耗して消滅寸前。リムの側面は削れて凹んでしまっています。無理せず慎重に走りましょう。

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R220に乗り換え、東の志布志方面へ。

鹿児島のドライバーは岩手や佐渡島と同じぐらいマイペース。脇道から出てくる車も、必ず一時停止して私を先に通してくれます。福岡・大分・宮崎のドライバーは関西と変わらない荒さだったのに、鹿児島だけ異様に安全運転…というかのんびりしてます。

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1030、串良のファミリーマートでコーヒー休憩。志布志まで残り20kmぐらい。すぐ出発します。

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軽いアップダウン。何も考えず走ります。

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道の駅「くにの松原おおさき」を通過。寄り道せず志布志へ向かいましょう。

志布志

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志布志港のガントリークレーンが見えました。1145、曽於郡大崎町から志布志市にIN。もう雨は止んでいます。

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志布志市街に入りました。寒い。天気も相まって閑散としています。

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1225、JR志布志駅。ここまで約36.2kmでした。

当駅は南宮崎駅~志布志駅を結ぶ日南線の終着駅。以前は国分駅を結ぶ大隅線と、西都城駅を結ぶ志布志線もありました。どちらも昭和62年(1987年)に廃止されてしまい、辛うじて日南線のみ存続。車道が整備されてマイカーが中心になり、ローカル線は衰退しつつあります。

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志布志港へ。体が重くなってきました。

志布志港

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1255、志布志港フェリーターミナル。フェリーさんふらわあの「さんふらわあ きりしま」が停泊しています。乗船券を購入できるのは16時から。暇潰しに街を散策しましょうか。

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こちらは、志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所です。やすらぎとにぎわいの輪が協奏するまち、とのこと。この看板、旅人の間では有名ですね。

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マクドやココイチがあるわけでもなく、エブリワンで昼食タイム。夕食&明日の朝食も補給。もう少し贅沢してもよかったかな……

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16時を過ぎ、フェリーターミナルにて乗船準備。大阪南港行き、1745~0740の乗船券を購入します。ツーリスト船室は自転車込みで17790円…高い!

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雨が降り出し、まもなく乗船開始。本日の走行距離は約48.9kmとなりました。

9月2日に自宅を出発、新門司港に上陸したのは9月3日。13日間で九州東部を縦断し、志布志港まで約926.5km走りました。探訪ポイントを走り通せた割には、あまり実感が湧きません。旅を終えて撤収する時は、いつも淡々としています。

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1705、「さんふらわあ きりしま」に乗船。

サイクリストは私一人だけなのに何故か後回し。全ての乗客が乗り終えるまで雨の中で待たされました。フェリーの乗船でこんな扱いを受けたのは初めてです。なんだか虚しくなってきました。

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結局、船室に入ったのは一番最後。3連休ということでツーリスト船室はほぼ満員。とりあえず寝場所は確保することができました。

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「さんふらわあ きりしま」は1755に出港。とにかく疲れた。今言えるのはそれだけ。

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夕食と洗面を済ませて、行程をざっくり整理。帰ってからのレポ執筆が思いやられます。2週間の思い出がなんとなく甦ってくるも、消灯時間の21時過ぎに寝落ち。明日は大阪です。

2014年9月16日(火) 15日目

最後の行程。

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0540、オッサンのいびきで目が覚めました。本船は紀伊水道を航行中。デッキに出て本州の涼しい空気を感じます。朝食を済ませたら下船の準備を始めましょう。

大阪南港

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「さんふらわあ きりしま」は、定刻通り大阪南港に到着。ここでも自転車は最後まで待たされます。

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0805、下船。畿内/本州に帰ってきました。快晴で蒸し暑く、鹿児島より南国っぽい。

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現在地は摂津国/大阪府大阪市住之江区、大阪南港のかもめフェリーターミナル。古くは一帯が住吉と呼ばれました。

東の内陸には初日(p.2)に紹介した住吉大社が鎮座。仁徳天皇によって整備された港、住吉津も栄えました。昭和49年(1974年)に住吉区から西の住之江区が独立。干拓と埋立によって大規模な工業港として発展しており、住吉津が利用された当時の面影は全く残りません。

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0825、フェリーターミナルを出発。かもめ大橋を渡って住之江市街へ。九州の旅が終わっても、兵庫県の自宅まで最終行程が残っています。ルートは全く把握しておらず、適当に北上することに。

大阪の交通マナーは京都と並んで全国最低レベル。スポーツサイクルで車道を走ると高確率で煽られます。早速、トラックが猛スピードで赤信号を突進していきました。こういう凶暴なドライバーは確実に自転車を攻撃してきます。もちろん自転車も歩行者も信号無視は当たり前。滅茶苦茶です。この地域は治安も悪いし危険すぎる。歩道を安全に進みましょう。

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R29に乗って住之江とか西成市街をかすめ、大正の辺りでR43に乗り換えて尼崎方面へ。最終行程で旅の余韻が削られていく。つまらない道は本当につまらないです。

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R43は基本的に自動車用のバイパス。側道は自転車も通行可能になっていました。R2に抜けるのは面倒。このまま直進します。

西に見えるのは兵庫県南東部に位置する六甲山系。六甲山(931.3m)を最高峰とする横長のシルエット。やっと地元に帰ってきたという感じです。

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1045、大阪府大阪市西淀川区から兵庫県尼崎市に入りました。交通マナーも治安も悪く、兵庫というより大阪の一部みたいな街。R2に乗り換えて足早に通り過ぎます。

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1130、武庫大橋で武庫川を渡って西宮市。後は武庫川サイクリングロードを走ります。

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サイクリングロードを流してホームタウンへ。明治時代に行政区分が一新されて兵庫県と大阪府が誕生。須磨から住吉に至る海側の地域は、古くは摂津国に属しました。兵庫県の歴史は別に紹介しなくてもいいや。

今回の九州ツーリング、初日から色々ありました。走っている途中は苦行だと感じることが多かったのに、後から振り返ると本当に素晴らしい旅だったと思います。これは全ての旅に共通して言えることですね。

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1207、T市役所までやってきました。ここまで約36km。行程は大体終了です。

当市は兵庫県南東部に位置する平和な街。歌劇が有名で大変ネームバリューがあるにも関わらず、市民の大半は興味が無く、私も観劇したことはありません。地理的には神戸港や新大阪駅が近く、遠征するにはとても便利。リッチな街だと思われてますが、それは一部の地域だけです。

尚、市長が2代続けて在任中にセコい汚職で逮捕された上、昨年は市役所に火炎瓶が投げ込まれる事件がありました。現在の市長については…ノーコメントでお願いします。あんなのに関わりたくない。

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行きつけの自転車屋に寄って、自宅に帰り着いたのは16時頃のこと。

最終日の走行距離は約39.4km。総合走行距離は約995.6kmとなりました。これにて最初の九州ツーリングは完了です。長々と読んでいただいてありがとうございました。

次ページ、旅のまとめと今後の展望です。

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