宇治探訪 III 1/2/3

2015年5月1日(金)

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天台宗系、最勝院の不動堂。
鳳凰堂の裏手にあり、不動明王と役小角像を祀ります。

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不動堂の傍らには、扇の芝で自刃した源頼政の墓があります。

頼政といえば、『平家物語』の鵺退治のエピソードでも有名。
先祖である源頼光の弓を使い、帝を恐れさせた鵺を射落としています。
撃墜された鵺は猪早太によってとどめを刺され、死体は鴨川に流されたとか。

東方では、まさに「星蓮船」の封獣ぬえの元ネタ。
ぬえのスペルカード、恨弓「源三位頼政の弓」は、
鵺退治の伝説に因んで命名されたのでしょう。

ちなみに、このエピソードは平安時代末期のお話。
もこたんがこの世を恨み、妖怪狩りに明け暮れていた時代です。
これは個人的な妄想ですが、鵺や鬼、土蜘蛛のような連中は、
もこたんに憂さ晴らし感覚で襲われたことがある思います。

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じっくり散策して、北翼廊まで戻りました。
鳳凰堂内部の拝観は順番待ち。賑わってますね。

頼政に受け継がれた頼光の弓。
頼光自身は、大江山の鬼退治で知られています。
大江山を拠点に人攫いなど悪行の限りを尽くした酒呑童子は
頼光らに討伐され、その首は平等院に収められたという伝説もあります。

大江山については、2014年4月の「大江山ハイキング V」で詳しくカバー。
酒呑童子の伝説や伊吹萃香の元ネタ等、そちらと併せてどうぞ。

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というわけで、1時間ほどの平等院探訪は終わり。
がっかりスポット扱いされることもある平等院ですが、
東方や歴史が好きなら満足できると思います。はい。

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1007、表参道にリターン。
後半戦開始です。

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まずはR3に戻って縣神社へ。

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境内、拝殿にて参拝。
木花開耶姫命をお祀りする社です。

創建年代は不詳。古くは当地の守護神として崇敬され、
永承7年(1052年)、藤原頼通が宇治殿を平等院に改める際、
その鎮守社にしたと伝わっています。

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再び表参道に戻り、宇治川へ。
宇治公園、橘島に繋がる橘橋があります。

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橘橋から下流と上流の様子。
宇治橋三之間の瀬織津媛は、かつて上流の櫻谷でお祀りされていました。

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宇治川沿い、あじろぎの道を進みます。
増水注意の看板が至るところに。

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2014年撮影分。桜のシーズンはいいですね。

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天ヶ瀬ダム方面へ。
前方に見えるのは、塔の島と繋がる喜撰橋。

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喜撰橋までやってきました。
塔の島には、叡尊によって建立された十三重石塔があります。

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喜撰橋を渡ります。
宇治川は鵜飼でも有名でしょう。

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2014年撮影分。
どのシーズンに撮っても大体同じような写真になります。

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橘島から朝霧橋を渡って対岸へ。
大規模工事中・・・

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1045、対岸のR247、宇治神社の一の鳥居。
ここから車道で天ヶ瀬ダム方面に向かいます。

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仏徳山側には、関西電力の宇治発電所。
流水路に架かる観流橋を渡ります。

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観流橋を渡ると、左手に興聖寺への入口。
琴坂と呼ばれる参道を進みます。

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琴坂を上って興聖寺の山門。
後ろの仏徳山、朝日山に繋がるルートがあります。

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車道に戻り、そのまま直進。
ヨトウムシみたいなやつが頭上から垂れ下がってきます。
大量に湧いてるらしい。

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通行規制のお知らせ。
天ヶ瀬ダム方面、車両は全面通行止め。
歩行者は通行出来たり、出来なかったりする模様。

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車道を外れて天ヶ瀬吊り橋へ。
私は高所恐怖症です。

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それほど揺れるわけではなく、下さえ見なければ大丈夫なレベル。

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対岸へ渡りました。
喜撰橋を渡らず直進しても、ここまで来られます。

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この先、工事で道が狭くなっています。
交通量はそれなりにあるから、歩行者は気を付けて。

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1125、白虹橋到着。やはり大規模工事中です。

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これが天ヶ瀬ダム。
旧志津川発電所と併せて、ダムマニアの間では大変有名。
堤高73m、堤頂254mのドーム型アーチ式コンクリートダムで、
左から旧志津川発電所、天ヶ瀬ダム、天ヶ瀬発電所という構成。

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工事は平成28年(2016年)2月末まで。
宇治川の渓谷と調和する放流設備を作っています。

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では、天ヶ瀬ダムへ上りましょう。
工事のため歩行者専用通路が設置されています。

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どんどん暑くなってきました。
本来は関西電力の私有地道路ですが、
一般車両や歩行者も通行可能となっています。

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1140、天ヶ瀬ダム管理支所に到着。
車の場合は、R3でもアクセスできますヨ。

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堤頂通路へ。

こういう話はしたくないのですが、天ヶ瀬ダムでは身投げが多発。
堤頂通路は安全管理上、昼間のみ開放。通行の際は詰所で記名する必要があります。
私はどうやってもマニアにしか見えませんから、警備員のおじさんと楽しく談笑。

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堤頂通路を進行。高いです。

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上流側には、ダム開発によって造られた鳳凰湖。
ずっと向こうの琵琶湖から繋がっています。

滋賀県では瀬田川、京都府では宇治川と呼ばれますが、正式には淀川本流。
下流で木津川や桂川と合流し、よく知られた淀川として大阪湾に注ぎます。

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堤頂通路を渡ると、一眼レフカメラマンが撮影中。
地元のおじさんによると、先程のヨトウムシみたいな虫は、
この辺りの森を枯れさせる勢いで大量発生しているのだとか・・・

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この先、大峰橋や喜撰山に繋がるルートがあります。
今回はカットして、眺望を楽しんだら下りましょう。
ラスト、3ページ目に続きます。

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