2013年6月12日(水)
鞍馬山の西門から貴船神社へ。
貴船川沿いのR361を歩いてすぐ。
1215、貴船神社本宮。
赤い鳥居と新緑が、よくマッチしています。
2015年撮影分。これは二の鳥居。
一の鳥居はR38とR361の分岐にあります。
左は2009年、右は2015年撮影分。
テンプレのようなアングル。
神門をくぐって境内へ。
こちらのほうが観光客やアベックは多い印象。
・・・創建年代は不詳。
祭神は水の神様として知られるタカオカミ神。
文字化けするため、カタカナ表記にしています。
右は社務所の様子。日差しが強くなってきました。
境内の様子。Wi-Fiなるものに対応しているらしい。
FacebookとかTwitterとか、いつの間にか現代的になってます。
私は、そっち方面はあんまり・・・
絵馬コーナー。
貴船神社は絵馬発祥の社でもあります。
縁結びの神様として知られており、アベックにオススメ。
結社を通り過ぎて奥宮へ。
本宮→奥宮→結社が正式な参拝順序。
後で訪れましょう。
R361の交通量は意外と多い。
こんな道でも歩行者などお構いなしで飛ばしていきます。
京都の交通マナーはアレなので、気を付けて歩いてください。
思ひ川を渡って参道へ。
かつては奥宮が本社で、参拝者は思ひ川で身を清めました。
まもなく奥宮。
ブリブリ五月蝿い車が雰囲気を壊してくれます。
2015年撮影分。神門の手前にある手水石。
綺麗な水ですね。
神門をくぐって境内へ。
正面が拝殿、奥が本殿となっています。
本殿にて参拝。祭神はタカオカミ神。
クラオカミ神ともされていますが、名は違っても同じ神様とのこと。
玉依姫命もお祀りされているそうです。
2015年撮影分。本殿の左手にあるのは御舟型石。
玉依姫命は黄船に乗って淀川、鴨川を遡り、貴船川上流に上陸。
現在の奥宮にて水神をお祀りしたのが貴船神社の発祥だとか。
2009年撮影分。絵馬コーナーの様子。
幸せを願うものばかりで、ほのぼの。
貴船神社は、心願成就としての丑の刻参りでも知られています。
宇治の橋姫伝説により、縁切りや呪いがメインになっている感じはありますが、
ここではタカオカミ神が国土豊潤のために降臨された伝説が元になっており、
「単にのろいにのみとどめるべきものではない」とされています。
という事情があるものの、東方的には「地霊殿」の水橋パルスィの元ネタの一つ。
宇治の橋姫神社については、2015年5月の「宇治探訪 III」からどうぞ。
そろそろ休憩&昼食にしましょう。
昼間に訪れると、全然怖い感じではありません。
R361を進んで人が来ないところを選定。
更に北に進むと、滝谷峠経由で貴船山に接続。
貴船山については、2014年1月の「貴船山ハイキング」でカバーしています。
1310、パック飯を加熱してゆっくりタイム。
今日は短い行程になりましたね。
結社社殿。こちらの祭神は磐長姫命。
縁結びの神様として信仰されています。
2015年撮影分。
この天乃磐船は、磐長姫命の御料船として奉納されたもの。
饒速日命の天の磐船とは別物ですから、「神霊廟」の物部布都とは関係ありません。
本宮まで戻りました。
後は貴船川沿いに貴船口駅まで歩きます。
2015年撮影分。
本宮から少し歩くと京都バスの貴船バス停があります。
貴船口駅までは、バスを利用するのが無難でしょう。
というわけで、私は歩いて戻ります。
R361を2kmほど、車には気を付けて。
1533、貴船口駅に戻って行程終了。
本日の歩行距離は約15kmになりました。
ちなみに貴船川はここで鞍馬川と合流。
下流で鴨川と合流し、淀川となって大阪湾に注ぎます。
玉依姫命は、はるばる大阪湾から遡ってきたんですね。
切符を買って、後は電車で帰るだけ。
これにて鞍馬・貴船の探訪完了。
お疲れ様でした~