2013年6月12日(水)
初夏の鞍馬・貴船探訪。
射命丸文と水橋パルスィの元ネタ巡り。
鞍馬山の鞍馬寺と、貴船神社を歩きます。
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必ず注意事項に目を通してからレポをお楽しみくださいますよう、強くお願いします。
0800、叡電鞍馬線の貴船口駅にて下車。
ここは京都府京都市左京区になります。
平日の朝ですから、他には誰も降りません。
天気予報によると、今日は曇り&雨。
梅雨を求めてやってきたら、実際には晴れ模様。
こちらが鞍馬・貴船周辺の地図。
本日は貴船口駅をスタートして竜王岳に取り付き、鞍馬寺へ。
鞍馬寺から貴船神社に下り、貴船口駅に戻ってゴールの予定。
山歩きを兼ねた探訪プランとなっています。
※国土地理院の「地理院地図(新版)」から抜粋。
「カシミール3D」で出力し、ポイント及びルートを追記。
利用規約に基づいて掲載しています。
0812、出発。R38で鞍馬方面へ。
正面に見えるのが竜王岳(500m)。
適当なところから竜王岳に取り付きます。
今日はちゃんとナビゲーションしよう。
※竜王岳はハイキングコースとして整備されておらず、
正式な登り口やルートはありません。念のため。
尾根をストレートに登ります。それなりにきつい。
一応、巻き道が作業道として設けられています。
登っていると相当暑い。
写真では傾斜が伝わりにくいです。
0900、最初のピークに到着。眺望はありません。
薄く竜王岳と書かれていますが、地形図的には次のピークが竜王岳。
竜王岳山頂へ向かいます。
道はありませんが、緩やかなルート。
0920、竜王岳山頂(500m)に到着。
ここにも経塚があります。そして暑い。
山頂からの眺望。
鞍馬山(584m)の中腹には鞍馬寺の本殿金堂。
その向こうが貴船山(699.8m及び716m)の尾根となります。
休憩後、鞍馬寺方面へ下ります。
北東に下れば、静原方面から延びてきた薬王坂に合流。
今回は合流せず、北西の斜面を下っていきます。
鞍馬寺の仁王門が見えました。遠足の記念撮影中。
さて、どこに下ろうかな~
・・・下は民家の裏手になっており、適当な下り口が見当たらない。
このまま林縁に沿って、薬王坂に合流しましょう。
1023、京都一周トレイル西山コースに合流。
最初から薬王坂に合流すればよかった。
鞍馬川を渡って鞍馬本町に入ります。
どんより曇ってきました。
1033、叡電鞍馬線の鞍馬駅。
そろそろハイカーや観光客が増えてくる時間です。
ザックを下ろして一旦休憩・・・
2015年5月2日撮影分。
ストレートに鞍馬寺へ参拝する場合は、当駅にて下車。
今回は天気がイマイチなので、ここから2015年撮影分で進行します。
駅前には天狗のオブジェ。
鞍馬山僧正坊と呼ばれる大天狗の伝説があり、鞍馬天狗として有名です。
東方的には、「文花帖」や「風神録」に登場する射命丸文、
「ダブルスポイラー」の姫海棠はたての元ネタの一つとして考えられるでしょう。
あやや&はたては鴉天狗であり、大天狗の部下に相当します。
一応、白狼天狗の犬走椛も関係してるかな・・・
駅を出ると、すぐに鞍馬寺の仁王門。
やっぱり晴れの日に訪れるのがいいですね。
宝亀元年(770年)に、鑑禎上人によって開かれた鞍馬寺。
現在は天台宗系の鞍馬弘教総本山。山号は鞍馬山です。
仁王門から入山。
左が2013年、右が2009年6月6日撮影分。
いつ訪れても同じような写真に。
山内にはケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)が通っており、
麓から中腹までショートカットが可能です。
麓の普明殿にあるのが山門駅。
鞍馬寺的には、「健康のためにも、できるだけお歩きください」とのこと。
もちろん、私も徒歩での参拝を推奨します。
山内を登っていくと、鬼一法眼を祀る鬼一法眼社。
右手には魔王の瀧と、魔王の碑があります。
ここまで2015年撮影分でした。
まもなく由岐神社。
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