比叡山ハイキング 1/2
2015年4月26日(日)
春の比叡山探訪、伊吹萃香の元ネタ巡り。
酒呑童子の伝説が残る比叡山を歩きます。
※当サイトの内容を過信して発生したトラブルには一切の責任を負いかねます。
必ず注意事項に目を通してからレポをお楽しみくださいますよう、強くお願いします。
サイト内に掲載している写真・文章等のコンテンツは、形態を問わず転載厳禁です。
0649、JR湖西線の比叡山坂本駅にて下車。
ここは滋賀県大津市です。
こちらが比叡山周辺の地図。
本日は比叡山坂本駅をスタートして、延暦寺東塔を探訪。
大比叡を経てケーブル比叡駅から下り、叡電修学院駅でゴール。
山歩きを兼ねた、短めの探訪プランとなっています。
※国土地理院の「地理院地図(新版)」から抜粋。
「カシミール3D」で出力し、ポイント及びルートを追記。
利用規約に基づいて掲載しています。
比叡山坂本駅を出発。
R316を西に進んで比叡山へ。
天気は快晴、気温は20℃。今日も暑くなりそう。
これは京阪石山坂本線の坂本駅。
比叡山坂本駅と比叡山登り口の中間点にあります。
私は乗り換えの都合でJRを使っていますが、
京阪でアクセスするのもいいでしょう。
坂本駅を出ると、日吉大社の二の鳥居。
ここは日吉大社の表参道です。
まもなく三の鳥居。
R47で左折すると大津・京都方面に戻ります。
0715、比叡山麓の日吉大社。
主祭神は大己貴神と大山咋神。
全国の日吉・日枝・山王神社の総本社であり、
延暦寺の護法神としても崇敬されています。
今回は寄り道せず、そのまま比叡山へ取り付き。
ここから延暦寺の表参道(本坂)となります。
長い石段を登り、振り返ると琵琶湖方面の眺望。
残念ながら霞んでおり、伊吹山は見えず・・・
表参道とは言ったものの、荒れた感じのルート。
ハイキングコースとして整備されているわけではありません。
尚、比叡山鉄道を利用して、麓のケーブル坂本駅から
ケーブル延暦寺駅へショートカットすることも可能です。
歩かない場合は、そちらからどうぞ。
淡々と登っていきます。
木々の間から琵琶湖方面の眺望。
琵琶湖大橋が見えますね。
標識は殆どありませんが、基本的に一本道。
道なりに進めば、迷うことはないと思います。
0818、舗装路に合流。
聖尊院堂(亀堂)を過ぎると、まもなく延暦寺。
0825、表参道を登り終えました。
ここから延暦寺東塔エリアです。
延暦寺には東塔・西塔・横川の3エリアがあり、
ここは根本中堂を中心とする東塔になります。
観光客が増えてきましたね。
比叡山ドライブウェイ&奥比叡ドライブウェイの東塔駐車場。
このゲートで諸堂巡拝のチケットを購入します。
3エリア併せて700円。
天台宗総本山の延暦寺。山号は比叡山。
御存知の通り、開祖は伝教大師こと最澄です。
延暦7年(788年)に、薬師如来を本尊とする一乗止観院を創建したのが始まり。
平成6年(1994年)には、「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。
東方的には、秘封倶楽部の「卯酉東海道」において、
「最も澄みわたる空と海」の元ネタになっています。
根本中堂の様子。写真はここまで。
延暦寺の総本堂という位置付けです。
比叡山といえば鬼の頭領、酒呑童子の伝説にも登場する山。
伊吹山で育った酒呑童子は、比叡山で最澄に弟子入りしますが、色々あって追放。
大江山を拠点に人攫いなど悪行の限りを尽くした後、源頼光らに討伐されました。
「萃夢想」に登場した伊吹萃香は、
伊吹山の酒呑童子伝説がモデルになっていると考えられます。
設定やスペルカードで比叡山に触れられているわけではありませんが、
酒呑童子の元ネタ的に、萃香のルーツの一つと言えるでしょう。
酒呑童子の伝説は色々あり、2015年9月の「伊吹山ハイキング III」、
2014年4月の「大江山ハイキング V」等のレポで詳しくカバーしています。
トレイルコースに抜ける前に散策タイム。
東塔だけなら、それほど歩く必要はありません。
境内を出て、奥比叡ドライブウェイ沿いに進みます。
ハイキングで境内を抜ける場合、拝観料は必要ありません。
0938、京都一周トレイル北山東部コース、6番の標識(以降NE-6と表記)。
歩道橋でドライブウェイを渡ると西塔エリアに接続しています。
今回は渡らず山頂方面へ。
まもなく山頂への分岐。
ハイカーが多くなってきました。
0955、NE-4の広場で小休止。
直進すると、トレイルコースでケーブル比叡駅方面。
左折するとガーデンミュージアム比叡&山頂方面です。
西の八瀬、北西の大原方面の様子。
快晴ではありますが、春霞のおかげで眺望は微妙。
1010、車道に合流。
まずはガーデンミュージアム比叡前へ。
後半に続きます。