愛宕山ハイキング II

2010年1月10日(日)
暖を求めて、冬の愛宕参り。
今回の目的は愛宕山鉄道跡の探訪。
東方要素は皆無となっています。

※当サイトの内容を過信して発生したトラブルには一切の責任を負いかねます。
必ず注意事項に目を通してからレポをお楽しみくださいますよう、強くお願いします。

2 3 
0850、JR山陰本線の保津峡駅にて下車。
ここは京都府亀岡市・京都市右京区・京都市西京区の境界。
休日だけあってハイカーで賑わっています。

これまで探訪に使っていたカメラ、LUMIX DMC-FZ8は、
先日の「熊野古道トレッキング I」で落下させズーム機能を損傷。
今回から工事現場用のコンデジ、RICOH G600に交替しています。
(詳細は「GEARS」を参照)

愛宕山地図 
愛宕駅地形図 
こちらが愛宕山周辺の地図。
本日のルートは保津峡駅~清滝~愛宕山(愛宕神社)~水尾。
清滝から愛宕山へは、表参道ではなく愛宕山鉄道跡を辿ります。
水尾からは、バスを利用して保津峡駅に戻る予定。

※国土地理院の「地理院地図(新版)」から抜粋。
「カシミール3D」で出力し、ポイント及びルートを追記。
利用規約に基づいて掲載しています。

4 5 
曇り空の下、保津峡駅を出発。
R50と東海自然歩道で清滝方面へ向かいます。
久々の軽いザックで、ペースは快調。

6 
0930、清滝の渡猿橋に到着。
清滝川を渡ります。

7 
二の鳥居のすぐ近くにある清滝川駅跡にやってきました。
駅の構造物が、地面にうっすらと残っています。

愛宕山鉄道は昭和4年(1929年)に開通。
嵐山駅~清滝駅の平坦線、清滝川駅~愛宕駅の鋼索線(ケーブルカー)から成り、
愛宕山ホテルやスキー場などの観光施設と併せて賑わったようです。
昭和19年(1944年)には戦争の影響で廃止。
廃線跡となって現在に至ります。

39 
2015年12月の「愛宕山ハイキング IV」から、表参道の二の鳥居。
ここが表参道の入口で、愛宕山(愛宕神社)の正式なルートになります。

今回は廃線跡がメインで、愛宕山の情報は少なめ。
愛宕山自体の探訪については上記レポを参照してください。
周辺ルートや表参道も、そちらでカバーしています。

8 
かつての鋼索線を辿って山頂の愛宕神社へ。
まずはストレートに廃線跡を登り、愛宕駅跡を目指します。

※廃線跡は正式な参道ではなく、現在の地形図には記載されていません。
一部に危険箇所もあるため、進入は自己責任かつ万全の態勢でお願いします。

11 10 
というわけで廃線跡に取り付き。
こんな感じで、いくつかトンネルを通ります。

途中、間違えて廃線跡から登ってしまったハイカー数名が、
崩落したトンネルに出くわして引き返してきました。
表参道の入口は二の鳥居ですよ~

13 14 
このような構造物も残っています。
傾斜はそれなりにきつい。

15 93 
一部のトンネルは内部で崩壊しています。
不明瞭な道を迂回して、向こう側に出なければなりません。
地形図とコンパスでナビゲーションして進みましょう。

16 17 
雪が姿を現しました。わくわく。

18 
1020、霧雨っぽくなってきました。
崩壊したトンネルで態勢を整えて迂回路へ。

19 21 
迂回路にはテープや新しい切株が。
作業道として使われているようです。

22 
1040、表参道三合目の休憩所で小休止。
変な道から入ってくると怪しまれるので注意。

23 
迂回路に戻り、トンネルの出口を発見。

24 
雪が増えてきました。
気温も一気に下がります。

26 28 
既に数名のハイカーが先行している模様。
野生動物らしき足跡も。鹿かな?

27 29 
構造物が崩れている箇所があります。
十分注意して登りましょう。

31 
愛宕駅までもう一息・・・

32 33 
1117、終点、愛宕駅跡に到着。

37 36 
廃線・廃墟マニアの間では大変有名な愛宕駅跡。
駅舎正面に回ります。

34 51 
コンクリートは相当脆くなっている様子。

35 
39 40 
これが1階部分。待合室があったのでしょう。

54 
42 43 
この廃な感じが堪りません。
今でこそ普通のサイクリスト兼ハイカーですが、
アウトドアに入ったきっかけは廃道・廃墟でした。

44 45 
一旦外に出て、地下1階へ。
いつの間にか雪が降ってますね。

48 46 
動力を扱っていた地下1階。
ここでケーブルを巻き上げていました。

49 50 
2階へ。床が脆そうで危ない感じ。

55 
1階に戻って小休止・・・

数名のハイカーが登ってきて、昼食の準備を開始。
こちらのほうが、表参道よりゆっくり休憩できるのだとか。

56 
57 94 
愛宕駅を出ると、次は愛宕山ホテル跡へ。

95 
58
59 
朽ちた建物がいくつか残っています。
こちらも廃な雰囲気を醸し出していました。

63 
満足したので、表参道に戻りましょう。

64 
1203、水尾別れから少し北の表参道に復帰しました。
颯爽と駆けていくトレイルランナー・・・頑張ってください。

65 66 
ハナ売場。本格的に凍結してきました。
こんなシーズンでもハイカーは多いです。

67 68 
かなり滑りやすいので、軽アイゼンを装着。
殆どのハイカーがアイゼンを着けていました。
軽アイゼンとショートスパッツがあれば十分です。

69 70 
黒門が見えてきました。
霧と雪でいい雰囲気ですね~

71 72 
1235、愛宕神社の境内に入ります。
予想外に賑わっていました。

73 74 
長い石段を登り、本殿に向かいます。

75 
滑らないよう気を付けて。

96 78 
1250、本殿に到着。
大宝年間(701~704年)の創建と伝わる社で、全国の愛宕神社の総本社。
火伏せ、防火の神様として崇敬されているのは御存知でしょう。

本殿の祭神は伊弉冉尊、埴山姫神、天熊人命、稚産霊神、豊受姫命。
若宮では雷神、迦遇槌命、破无神。奥宮では大国主命をお祀りしています。

92 
参拝したら休憩&昼食タイム。
東方的には、「儚月抄」の綿月依姫の神降ろしで登場する愛宕様。
その手の情報も「愛宕山ハイキング IV」からどうぞ。

79 
休憩を終えて下ります。

81 82 
境内を出て、慎重に下っていきましょう。
冬の愛宕山はアイゼン歩行の練習に最適。

83 
1343、水尾別れ。
ここまで来ると、もう凍結はありません。

85 
そのまま水尾方面へ。

86 87 
急で長い下り。
雪が雨に変わってきました。

88 
水尾に下ると、雨の中バス停へ。

89 
水尾自治会バスの嵯峨水尾バス停に到着。
ハイカーのおじさんと談笑しつつ保津峡駅に戻ります。
本日の歩行距離は約14kmとなりました。

91 
保津峡駅に戻り、京都方面へ・・・
愛宕山鉄道跡を辿る探訪は無事完了。
お疲れ様でした。

「愛宕山ハイキング IV」へ。
「京都の旅」のレポ一覧に戻ります。
「東方巡遊記」に戻ります。