熊野古道トレッキング I
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2009年12月26日(土) 3日目 伊勢路
熊野への道。

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0520起床。
吹き晒しのベンチはやっぱり寒い。
気温は5℃。雨は既に止んでいるようでした。
既に2日間歩き、体の節々が痛みます。

現在地は三重県度会郡大紀町のJR梅ヶ谷駅。
野宿セットを片付け、朝食と洗面を済ませて出発準備。
今日は3番目の峠、ツヅラト峠(357m)を越えて紀伊長島方面へ。

熊野古道地図_梅ヶ谷分岐 
現在地は梅ヶ谷。略地図上の
伊勢路はここから紀伊長島まで2ルートに分岐。

つづら折れの山道でツヅラト峠を越える、古くから使われてきた西のルート。
緩めの山道で荷坂峠を越える、江戸時代から使われた東のルートに別れます。

今回はツヅラト峠ルート、「熊野古道トレッキング III」(4ページ目)では荷坂峠ルートを選びました。

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0630、霧が立ち込める中を出発。
大内山川沿いにR758を歩き、峠入口に向かいます。

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0705、峠入口から取り付き開始。
熊野古道っぽい・・・かな?

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一旦舗装された林道に合流し、峠まで登ります。

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雨に濡れて幻想的な雰囲気。
昨日の峠越えとは全然違いますね。

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0803、ツヅラト峠(357m)に到着。

かつては伊勢国と熊野国の境界であり、
熊野を目指す人々は、ここで巡礼モードに切り替えていました。
現在では、三重県度会郡大紀町と北牟婁郡紀北町の境界となります。

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休憩所から下界の様子。
南に熊野灘が広がっている筈ですが、
霧でよく見えませんでした。ん~、残念。

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休んでいたら霧が晴れ始め、日が昇ってきました。
ここでLUMIXのバッテリーが2/3に。大丈夫でしょうか。

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0830、下ります。これは野面積みといって、
昔の人々が足場の悪い山道を補強する為に積んだ石垣。
熊野古道には、このような石垣や石畳などが多く残っています。

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途中の沢で水を補給。

今回は水の消費量が少ないため、
神経質に給水する必要はありませんでした。
ウェストバックには0.5L、ザックには2Lのペットボトルを携行しています。

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紀伊長島に近付くと、石畳が増え始めます。
いわゆる熊野古道的な雰囲気の峠越えルート。
伊勢側、熊野側のどちらもオススメですよ。

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峠を下り、志河川沿いに紀伊長島駅へ。
メインのR442はダンプだらけ。住宅街から迂回します。

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1052、JR紀伊長島駅に到着。
あまりにも暑いので、コーラを買って小休止。

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1105、出発。
これから先、海沿いの峠越えルートになります。
紀勢本線、R42またはR311と並行しており、エスケープは容易。
長島トンネル左の長島歩道トンネルを抜け、R42で南へ向かいましょう。

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1143、サークルKで休憩&昼食タイム。
次のコンビニがいつになるか分からないので、
今のうちに補給を済ませておきます。

※レポ記載のコンビニは無くなっていることもあります。
補給に支障をきたしますので、必ず最新の情報を調べてください。

1200、出発。時間的に厳しいとは思いますが、
なんとか今日中に船津駅まで辿り着きたいところ。

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R42を外れ、海野踏切で紀勢本線を渡ります。
次は一石峠と平方峠。緩い登りです。

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1225、一石峠に到着。
車のトレースがある、普通の未舗装林道でした。
一石峠を下って車道に合流したところが平方峠になります。
この二つの峠は、わざわざ回収しなくてもいいかな。

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峠を下って車道に合流。
古里海岸と道瀬海岸を経て、三野瀬・船津へ・・・

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古里海岸に下りました。
天気は快晴、冬とは思えない暑さです。
靴が海没しそうになってヒヤリ。

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民宿を抜けてR42に復帰します。
なんだか日焼けしそうな天気ですね。

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古里トンネルの手前からホテル跡へ。
展望台に抜ける佐甫道があります。

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1315、展望台から古里海岸の眺望。
この辺りは紀伊の松島と呼ばれているらしい。

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こちらは2009年8月8日、
東北ツーリング I」で立ち寄った宮城県のリアル松島。
一応、参考までに・・・

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展望台を下って道瀬海岸へ。
1327、応神天皇を祀る若宮神社を過ぎました。

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海岸沿いを歩いて、ちょっと休憩。
次は三浦峠(140m)。日没まで頑張りましょう。

8月の「東北ツーリング I」は、連日の雨によるモチベーション低下に加え、
目的地だった遠野の40km手前でリタイアするという散々な結果に終わりました。
東北のリタイアは、サイクルツーリングを辞めようと思ったほどショックな出来事。
しばらく自転車から離れようと考え、熊野にやってきたのでした。

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・・・峠入口までやってきました。
R42、道瀬トンネルの上を通ります。

実際に歩いてみると、徒歩ならではの楽しさがある一方、
自転車のほうがずっと楽で、長距離を飛ばせることを痛感。
沢山の装備を携行するには、自転車が断然便利です。

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1410、三浦峠(140m)を越えました。
今日の山道は、比較的緩いアップダウン。
自転車が恋しくなってきました。

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熊ヶ谷道を進むと、初めて人に遭遇。
ガイド付きのグループでした。

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緩めの下りが続きます。
熊ヶ谷橋を過ぎて、まもなく三野瀬。

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1445、JR三野瀬駅に到着。
目標の船津駅まで、まだ峠を越えねばなりません。
適当に休憩してすぐ出発。日没が迫っています。

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1520、R42を歩いて始神峠(147m)に取り付き。
江戸道と明治道の2ルートがあり、今回は江戸道を通りました。

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かなりペースが落ちています。
時々ザックを下ろし、休みながら登るしかありません。

ガイドブックを参考に各日の行程を作成しましたが、
このペースから考えると、計画通りに歩くのは無理でしょう。
サイクルツーリングと野宿の経験はそれなりにあっても、
トレッキングやバックパッキングは始めたばかり。
思うようには進めません・・・

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1610、ようやく始神峠(147m)に到着。
疲れた・・・腹減った・・・

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1620、出発。
日が暮れ始める中、峠を下ります。

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1655、宮谷池まで下りました。
まもなくR42との合流です。

今日だけで大小五つの峠を越え、疲労はピークに。
R42を歩いて船津駅を目指すも、一向に辿り着けません。
自転車なら10分もかからないのに・・・などとネガティブ思考。
1830頃、ようやくJR船津駅に入ったのでした。

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20時頃、JR相賀駅近くのサークルKにて。

先程の船津駅で気の合いそうな旅人に出会い、
すぐ先にコンビニがあると聞いて気力を振り絞って出発しました。
しかしコンビニは見つからず、とうとう次の相賀駅まで来てしまったというわけ。
何だったのかよく分かりませんが、補給と寝場所を見つけたから良しとしましょう。

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23時頃の終電までゆっくり休憩していたら、
電車が鹿と衝突して15分ほど遅延とのこと。

明日は尾鷲で宿を利用するか、
一気に八鬼山を越えていくかを考えながら、
いつの間にか就寝。長い一日が終わりました。

本日の歩行距離は32km。
4日目に続きます。

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「東方巡遊記」に戻ります。