熊野古道トレッキング I
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2009年12月24日(木) 1日目 伊勢路
クリスマスイヴ。

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0500に自宅を出発し、JR/近鉄伊勢市駅に到着したのは0930。
ここは三重県伊勢市です。

JR/近鉄鶴橋駅で乗り過ごしたおかげで、既に1時間の遅延。
なんとも微妙なスタートになってしまいました。う~ん。

熊野古道地図_伊勢 
現在地は伊勢。略地図上の伊勢神宮。
熊野古道の伊勢路は、ここから新宮の速玉大社へ。
熊野または速玉大社から、本宮大社へ抜ける別ルートもあります。

今回の「熊野古道トレッキング I」は、
近世から利用が増えた伊勢詣とセットの巡礼ルート。
速玉大社で中辺路に乗り換え、那智大社、本宮大社を目指します。

熊野古道トレッキング III」では、序盤を電車でショートカット。
熊野から本宮大社へ抜ける伊勢路の別ルートを選んでいます。

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気を取り直して行程開始。
JR側の駅舎(南口)から、R21で伊勢神宮へ。
天気は晴れ、季節は冬。もう寒いです。

初日は伊勢神宮の外宮と内宮を巡り、
田丸・多気方面を目指します。もちろん全て徒歩。

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伊勢神宮外宮、豊受大神宮。
日鷲山(117m)を最高峰とする高倉山の北麓に位置します。
駅前の参道を歩いてすぐ。

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豊受大御神を祀る御正宮にて参拝。
雄略天皇22年(478年頃)に鎮座されたと伝わります。
この奥に、次の式年遷宮で御正宮が建てられる御敷地があります。

観光客は意外と少なく、落ち着いた感じ。
あまり時間をかけると後に響くので早めに移動。
伊勢神宮については、「熊野古道トレッキング III」(2~3ページ目)で詳しく補完しています。
そちらのレポからどうぞ。

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境内を足早に散策中・・・

今回の探訪は、PENTAX SPを活用する絶好の機会。
フィルムは10本携行。1日あたり1本(24枚)使い、最終的に9本使いきりました。
メインカメラであるLUMIXでの撮影は、1日あたり50~100枚程度と少なめ。
(詳細はカメラのページを参照)

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1010、外宮を出ると、R32を4kmほど歩いて内宮へ。
バスがありますので、観光の際はそちらをどうぞ。

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1050、 R32沿いの猿田彦神社に寄り道。
祭神は猿田彦大神と大田命。天孫降臨の先導で有名でしょう。

東方的には、「文花帖」や「風神録」に登場する射命丸文の元ネタの一つ。
旅の安全を願い、道開きの御守りを入手しました。

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R32を直進して五十鈴川に下りました。
おはらい町を抜けて、内宮に向かいます。
なんだか曇ってきましたね。

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1115、伊勢神宮内宮、皇大神宮。
リニューアルされた宇治橋を渡ります。

平成25年(2013年)の第62回神宮式年遷宮に向け、
内宮では平成17年(2005年)から各種行事が始まりました。
式年遷宮を4年後に控えた今年は宇治橋の架け替え。
11月に完成し、渡始式があったばかりです。

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五十鈴川に下り、御手洗場で身を清めます。
綺麗な水ですね。

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五十鈴川のほとりに位置する社。
境内は沢山の観光客で賑わっています。
同じく伊勢路を歩くのか、バックパッカーの姿も。

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天照大御神を祀る御正宮にて参拝。
垂仁天皇26年(紀元前4年頃)に鎮座されたと伝わります。
この隣に、次の式年遷宮で御正宮が建てられる御敷地があります。

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御正宮で旅の開始を報告したら、散策モード。
境内には神使の鶏が放鳥されています。

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1205、宇治橋を戻って内宮を出発。
長い旅路の始まりです。

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グルメや観光には特に興味がありませんので、
足早におはらい町を抜けてR23、R12を進みます。
伊勢市駅を起点に反時計回りのルート。

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1235、皇大神宮別宮の月読宮に寄り道。
主祭神は月読尊。R12沿いに位置します。

時間の制約で、倭姫命を祀る倭姫宮はカット。
観光客のグループに応援され、早くも旅っぽい気分に。

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1345、R37で伊勢市駅に戻りました。内宮から6kmぐらい。
早速ファミリーマートにIN、最初の休憩&昼食タイムです。

食糧は合理性を追求してコンビニ補給。
カップ麺やパン、おにぎりを旅の主食にしています。
これが自分に最も合ったスタイルですから・・・

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さて、行程をチェックしていると
家族連れのおじさんに声を掛けられ、
開始早々バナナと薄皮パンを恵まれました。

「紀北町に寮があるから泊まっていかない?」とのことでしたが、
スケジュール的に無理があるため丁重にお断りしておきました。
1410、そろそろ出発しましょうか。

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伊勢市駅を出発して、まずは田丸方面へ。
度会橋で宮川を渡り、R37からR13に乗り換え。
度会郡玉城町に入ります。

※厳密な熊野古道ではなく、分かりやすい車道を優先しています。
レポのルートは、必ずしもガイドブック記載のルートというわけではありません。

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1610、延々と歩道を歩いて、ようやくJR田丸駅に到着。
この程度できついとか言っている場合ではありません。

伊勢神宮から田丸までのルートは伊勢本街道。
厳密には、ここが伊勢路の起点になっているようです。
ここまで参宮線沿いの歩道ですから、電車を利用してもいいと思います。

※熊野古道には、歩道が設置されていない車道も多く存在しています。
夜間は必ず前後ライトを使用、昼間も車に気を付けて歩きましょう。

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冬は17時頃に薄暗くなり、17時半には真っ暗。
早めに行程を終え、寝場所を見つけなければなりません。
サークルKで最終補給を済ませ、黙々と進みます。

西行法師が熊野に向かう途中に立ち寄ったという、
永昌寺前の野中バス停に到着したのは19時過ぎでした。
人目につかない軒下を見つけたので、ひっそり寝ることに・・・

熊野の旅は始まったばかり。
初日の歩行距離は約30kmでした。
2日目に続きます。

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