熊野古道トレッキング III
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2013年12月31日(火) 4日目(1/2) 伊勢路
大晦日。
0530起床。
そろそろ疲れが溜まってくる頃。
現在地は和歌山県新宮市、志古の「瀞峡めぐりの里」。
朝食と洗面を済ませ、ゆっくり出発準備。
気温は0℃。
すっきりしない曇りがちな天気です。
小雨がパラついてきました。まずい。
前回の小辺路のおかげで、今回は温暖に感じます。
実際の気温的には、1回目と2回目の中間ぐらい。
標高的には、今までで一番低くて緩いルートです。
こちらは熊野川の様子。
左は上流、瀞峡方面。右は下流、新宮方面。
本日は万才峠(415m)を越え、
那智方面から延びてきた中辺路と合流して本宮へ。
今回の中間点となる本宮大社で、新年を迎えます。
距離は約14kmで昨日の半分程度。
のんびり進みましょう。
R168を離れて、志古川沿いの志古谷へ。
車道を上り、徐々に山に入っていきます。
路面は若干凍結。雨はもう止みました。
峠越えの山道なら、1日あたり20km程度が無難。
車道メインなら30km+αでも可、みたいな目安があります。
これは体力や装備によって大きく異なりますから、
あまり参考にしないでください。
山ルート。今回はこういうタイプの道が多いです。
車道が多いと退屈というか、作業っぽくなるというか。
う~ん・・・
0753、既に日は昇っています。
道のほうも、随分上ってきました。
0825、峠入口。
志古出発から1時間ほど。一旦休憩します。
0855、休憩終了につき出発。
ここから山道ですよ。
0909、万才峠(415m)を通過。
新宮市から田辺市に入ります。
峠を越えても下りというわけではなく、
中辺路に合流するまでアップダウンです。
時々、石畳で滑りそうになります。
気を付けて歩いてください。
如法山(609.8m)の北を通り、まもなく合流。
以前のレポにも書きましたが、
苔むした石畳だけが熊野古道ではありません。
雰囲気の良い山道や、何の変哲もない車道。
それら全てが、熊野に通じる参詣道です。
0955、中辺路の小雲取越に合流。
暑くなってきたし、休憩にしましょう。
G600のバッテリーはここで終了。
仕様書では1バッテリーで約360枚となっていますが、
900枚ほど撮影できました。ナイスランタイム。
本宮大社まではスペアバッテリーを使いたくないので、
ひとまず応急用の単4電池x2を入れておきます。
現在地は小雲取越。略地図上の○。
熊野古道はここで2ルートが合流。
「熊野古道トレッキング I」(11~12ページ目)と
「熊野古道トレッキング IV(執筆中)」(12~15ページ目)では中辺路、
今回は伊勢路でやってきました。
1020、ゆっくり出発。
請川まで、緩く長い下りが続きます
そういえば、初めて熊野を歩いた頃は
山歩きもバックパッキングもビギナーでした。
大した装備や経験もなく、本当に勢いだけで実施した旅。
今から見返すと、よく踏破できたものだと感心します。
1130、請川に下りました。
ここで新宮方面から延びてきたR168に復帰。
あっという間の小雲取越でした。
付近のトイレに移動、休憩&昼食タイムとします。
志古出発から4時間半ほど。ここまで予定通り約11km。
しばらく休みましょう。
1230、休憩終了につき出発。
気温は12℃。今日も快晴になりました。
請川から本宮大社まで、R168で約3km。
まずは請川橋で大塔川を渡ります。
熊野川沿いに本宮大社へ。
R311に折れると、中辺路と並行して紀伊田辺に接続します。
1253、和歌山県田辺市、本宮町本宮にIN。
向こうに見えるのは、大峯奥駈道の入口となる備崎橋です。
まもなく本宮市街。
交通量は、それほど多くありません。
本宮大社は目前。
次ページに続きます。