熊野古道トレッキング III
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2014年1月3日(金) 7日目 中辺路
最後の一山。

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0445起床。気温は0℃。
今日で1週間。よく眠れました。

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現在地は和歌山県田辺市、滝尻の「熊野古道館」。
暖を取りつつ、カレーうどんを作ります。

一息ついたら、直ちに準備開始。
G600のバッテリーは電池に交換しておきます。
0620、明るくなる前に出発。

熊野古道地図_滝尻分岐 
現在地は滝尻。略地図上の
中辺路はここから下三栖まで2ルートに分岐。

潮見峠、捩木峠、水呑峠を越える北のルート。
富田川沿いにR311を下る南のルートに別れます。

熊野古道トレッキング II」では下三栖から富田川ルート、
今回は潮見峠ルートを選びました。

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まずは滝尻橋(R371)で富田川を渡り、R311に乗り換え。

本日は、中辺路最後の未踏破ルートである潮見峠(550m)へ。
以降は下三栖に下り、市街地を歩いて紀伊田辺でゴール。
距離は約22km。これが最終行程となります。

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滝尻トンネルを抜けて栗栖川方面へ。

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0640、清姫覗橋で鍛冶屋川を渡り、
栗栖川の手前でR198に入ります。

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覗橋で再び鍛冶屋川を渡って、
R198から小さい車道に乗り換え。
潮見峠のある槇山(796m)に入っていきます。

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とても無難な車道の上り。

天気が崩れるという情報は見事に外れ。
志古では若干危ない天気でしたが、1週間晴れ続きとなりました。
サイクルツーリングは雨、山歩きは晴れの法則。
今回もバッチリです。

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これまで歩いてきたような、林道っぽいルート。
一応、熊野古道の標識があります。

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昨日滝尻まで下りたのに、また山の中。
舗装路ですから、大してきつくはありません。
そんなことより暑いです。

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林道の分岐とか、どこからか延びてきた山道があります。
実際の道と、ガイドブック記載の道が一致していません。
変な道に逸れると面倒なことになりますから、
地形と方角を優先して直進を続けます。

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まもなく潮見峠。
雲一つ無い快晴です。

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0830、潮見峠(550m)に到着。

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ここが本日のピーク。
潮見峠の名の通り、南東には田辺湾が見えます。
微妙な峠だったらどうしよう・・・と思いましたが、
ここまで上ってきた甲斐はありましたね。

出発から2時間、しばらく休みます。
非常食として携行していたカロリーメイトを消費。
ゴールが近いからといって、気を抜かないように。

0910、休憩終了につき出発。
ゆっくり歩きましょう。

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峠から山道へ。緩いアップダウン。
道端に設置された箱わなに、鹿が入ってました。

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舗装路に合流。 
次は捩木峠ですね。

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槇山を振り返って。
山頂には槇山中継局が設置されています。

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未舗装林道で捩木峠へ。

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0945、捩木峠。素晴らしい眺望です。
ここには捩木の杉と役行者像もあります。

G600は電池切れ。次の電池に交換します。
スペアは沢山ありますから、まだまだ大丈夫。

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紀伊田辺方面、田辺湾の様子。
はい、これから向こうまで下るんです。

中世の中辺路は、富田川を何度も徒歩で渡らなければならなかった難路。
近世に入ると、それより楽な潮見峠ルートが利用されるようになりました。
現在では富田川に立派な車道(R311)や橋が整備され、
逆に潮見峠ルートが難路となっています。

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小休止の後、出発。
下三栖方面へ下りましょう。
この辺り、石畳が残っています。

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普通の山道を下ります。
くくりわなが何箇所か設置されているらしい。
これも狩猟免許(わな猟)が必要です。

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1020、水呑峠の水呑茶屋跡を通過。
みかん畑に民家が点在する舗装路。
急な下りが続きます。

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紀伊田辺方面の様子。
遠いですね~

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R311から延びてきたR218と合流。
山越えルートは殆ど終わり。

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R218から、長尾坂と呼ばれる山道に入ります。
石畳は残っていますが、藪道っぽい感じ。

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1110、長尾坂からR216に下りました。
ゴールの紀伊田辺まで、残りはずっと車道です。

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R218に合流し、下三栖方面へ。
潮見峠を出発して2時間、ほぼノンストップ。
ここまで下りてくると、座って休めるような場所はなかなか見つかりません。

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1145、三栖のVショップ前で休憩。
終わりが近づいてくると一気に疲れます。
トレッキングシューズの紐を緩めて、ちょっと歩きやすく。

1205、休憩終了につき出発。
下三栖を過ぎたら、コンビニで休みましょう。

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1220、ようやく下三栖交差点。
ここで滝尻からの分岐と合流します。

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ガイドブックに記載されていたローソンは既に存在せず。
このまま紀伊田辺方面に向かいます。

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左会津川沿いのR35を淡々と進行。
万呂王子跡を過ぎると、熊野橋(R216)を渡ってR207に乗り換え。
振り返ると、遠くに槇山が見えています。

今回の徒歩行程は、熊野市から紀伊田辺まで、紀伊半島南部を横断するルート。
しかし強行軍気味の車道歩きが多く、沢山歩いた割には旅感が乏しいように感じます。
実際の期間より長く感じ、長距離で過密行程なのにボリューム不足・・・みたいな・・・
補完が目的になると、作業っぽくなるのは仕方ないのでしょうか・・・?

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1252、グルメシティを過ぎてローソンにIN。
熊野市のサークルKから、久々のコンビニです。

人が沢山いたり、ブリブリ五月蝿い車がやってきたりして、
市街地に戻ってきたことを実感。これは山のほうがいいや。

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今更ながら年越し蕎麦。山を下りて食うカップ麺は格別!
気温は21℃(?)、直射日光を浴びながらリフレッシュ。
なんだか脱力してきました。

1400、長い休憩を終え出発。
立つ気力も湧きませんが、最後までしっかり歩きましょう。

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紀伊田辺駅には直行せず、目座橋で左会津川を渡ります。

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R35に乗って秋津王子跡へ。
前回は秋津王子跡を飛ばし、R207とR42を歩きました。
これで、上手い具合に王子跡を補完出来ると思います。

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1430、秋津王子跡。
住宅街の中に位置しており、超地味。
もう夕方のような日差しですね。

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右会津川沿いのR29に合流。
青木歩道上で対岸に渡り、下流へ。
長い道のりが終わろうとしています。

作業っぽくて旅感が乏しいと書きましたが、
後からレポ執筆のために写真を見返していくと、
1週間かけて長い道のりを進み、実は旅っぽい旅だったんだなあ・・・
と思うのでした。意味不明な独り言ですいません。

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1500、真言宗の高山寺。山号は正面南山。
聖徳太子によって開かれ、弘法大師に再興されたと伝わる寺院。
南方熊楠の墓地があります。

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大師橋で会津川を渡ります。
下流、紀勢本線の向こうにNTTアンテナ。
サイクルツーリングでは重要なランドマークです。

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R207からR208に乗り換え。
狭く交通量の多い路地を歩き、紀伊田辺駅へ。

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1520、JR紀伊田辺駅に到着。
無事に行程終了。お疲れ様でした。

熊野古道地図_紀伊田辺分岐 
現在地は略地図上の紀伊田辺。
熊野古道はここで3ルートに分岐。

大阪から延びてきた北の紀伊路。
本宮大社から歩いてきた東の中辺路。
那智へ向かう南の大辺路に別れます。

熊野古道トレッキング II」(2~5ページ目)では、中辺路で本宮大社へ。
今回の「熊野古道トレッキング III」では、本宮大社からここまで。
「熊野古道トレッキング IV(執筆中)」(2~6ページ目)では、大辺路で那智へ。
紀伊路は未踏破ルートとなっています。

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さて、時間的に、今から電車で帰ることは十分可能。
しかしここまで踏破したのですから、最後はビジネスホテルでゆっくりしたい。
少しぐらい贅沢してもいいでしょう。

・・・が、駅前のコンビニは、どれも微妙に離れています。
ビジネスホテルにINしてから買い出しに行くと遠くなってしまうので、
先にコンビニに向かいます。ゆっくりするのは、やることをやってから。

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1548、ファミリーマートにIN。
手早く買い出しを済ませ、ビジネスホテルを確保。

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駅正面のR206で、ビジネスホテル「アオイプラザ」に向かいます。
もう歩きたくない。

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1630、フロントのおじさんと熊野古道について語り合った後、入室。
快適な居住環境でホッと一息。

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まずは、明日の帰還に備えて身辺整理。
ジャケットやトレッキングシューズを乾燥させたり、
使用済みの衣類をまとめたり、適当にパッキング。
こういう作業を終わらせてから、ゆっくりできるのです。

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そして待望の一人宴会。いつもより質素な感じ。
後は久々のシャワーを浴びて寝るだけ。
1930、疲れ果てて眠りに就きました。

本日の歩行距離は約25km、総合歩行距離は約154km。
これで全ての徒歩行程が終わりました。
最終日、8日目に続きます。

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