熊野古道トレッキング III
1
/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13

伊勢路(伊勢神宮~本宮大社)
中辺路(本宮大社~紀伊田辺)

2013年12月28日(土)~2014年1月4日(土) プロローグ
3年ぶり、3度目の熊野古道。
2009年12月の「熊野古道トレッキング I」、
2010年12月の「熊野古道トレッキング II」から続く熊野の旅。
熊野補完計画」と称して、未踏破ルートの回収に行ってきました。
まずは過去の探訪のおさらいから。

※当サイトの内容を過信して発生したトラブルには一切の責任を負いかねます。
必ず注意事項に目を通してからレポをお楽しみくださいますよう、強くお願いします。
本レポには野宿要素が大変多く含まれているので、苦手な方はお引取りを。

・おさらい
熊野古道地図_主要ルート 熊野古道地図_1+2回目合計 
熊野三山を巡る熊野古道には、五つの主要ルートがあります。
過去2回の旅で、伊勢路中辺路小辺路といった山道は概ね踏破。
左が全ルート、右がこれまで踏破した合計ルートです。

熊野古道地図_1回目結果 
1回目に踏破したのは伊勢神宮から熊野速玉大社に至る伊勢路と、
熊野速玉大社から熊野那智大社を経由し、熊野本宮大社に至る中辺路
実際に歩いた距離は10日間で約228kmでした。

伊勢路のうち、滝原~梅ヶ谷のR42は電車でショートカット。
梅ヶ谷~紀伊長島の荷坂峠ルート、熊野市~本宮大社の本宮道、
速玉大社~本宮大社の川端街道は別ルートを選んでカットしています。

熊野古道地図_2回目結果 
2回目に踏破したのは紀伊田辺から本宮大社に至る中辺路と、
本宮大社から高野山に至る小辺路。実際に歩いた距離は9日間で約149kmでした。

中辺路のうち、下三栖~滝尻の潮見峠ルート、
船玉神社~本宮大社の赤木越・大日越ルートは別ルートを選んでカット。
小辺路のうち、大股~高野山は大雪のため車でショートカットしています。

・構想
熊野古道地図_3回目計画 
今回は目的は伊勢路中辺路の補完。
伊勢神宮から本宮大社を経て紀伊田辺まで、
過去の未踏破ルートを回収していく構想です。

伊勢神宮から本宮大社に至る伊勢路(約61km)は徒歩と電車で進行。
梅ヶ谷から荷坂峠を越えて紀伊長島に下る荷坂峠ルート(約7km)。
熊野市から横垣峠や風伝峠を経て、楊枝の渡しで熊野川上流を渡り、
万才峠を越えて本宮大社を目指す本宮道(約54km)を回収します。

本宮大社から紀伊田辺に下る中辺路(約63km)は全行程徒歩。
本宮大社から湯峰王子を経て船玉神社に下る赤木越・大日越ルート(約9km)。
滝尻から潮見峠を越えて下三栖に下る潮見峠ルート(約14km)を回収。
その他のルートは前回と重複します。

伊勢神宮の行程を含めると約134km。
これで過去2回の未踏破ルートを回収し、
伊勢路と中辺路の大部分を踏破することになります。

・計画
12月28日に兵庫県の自宅を出発。
JR伊勢市駅から行程を開始して伊勢神宮を探訪。
伊勢市駅から荷坂峠ルート入口の梅ヶ谷駅まで電車移動。
荷坂峠から紀伊長島駅に下ると、熊野市駅まで再び電車移動。

熊野市駅から本宮大社の本宮道は徒歩行程。
横垣峠、風伝峠、楊枝の渡しを経由して本宮大社へ。
ここで新年を迎えます。

以降は中辺路で本宮大社から紀伊田辺へ。
湯峰王子経由の赤木越・大日越ルートと潮見峠経由の潮見峠ルートを辿り、
ゴールとなる紀伊田辺駅へ。全部で7日ほどの行程となります。

例によって宿泊は野宿、食糧はコンビニと自炊。
今回、中間点や最終日でビジネスホテルは極力使用しない方針。
熊野市駅までの伊勢路はJR紀勢本線や車道と並行しており、補給・エスケープは容易。
以降のルートは車道と並行しているものの、本宮以外に補給はありません。
補給の少なさと気温の低さについて、万全の対策が必要です。

計画の作成には山と渓谷社の『熊野古道を歩く旅』(2008年の情報)と、
わかやま観光情報」の「街道マップ」を使い、実際にこれを見て歩きました。
足りない情報もあるので、インターネットで入念に事前調査する必要があります。

・装備
熊野古道トレッキングのパッキング MILLET GRAND CAPUCIN 75+ 
バックパッキング用の装備。
前回の旅から3年、色々な装備を改善しています。
詳細は「GEARS」を参照してください。

ザックは容量約75L以上のMILLET GRAND CAPUCIN 75+。
野宿セット(テント無し)や自炊セット等をパッキングしています。
ウェストバッグと、地図入れのショルダーポーチも携行。
背面にはメディカルポーチを装着。

防寒装備を重視、自炊用の食糧は多めに携行。
カメラはRICOH G600とPENTAX SPの2台体制となります。
ストックの先端には、路面保護用のゴムキャップ必須。

重量はウェストバッグとザックの合計で約20kg+α。
装備が増えたため、前回より重くなっています。
これぐらいは想定内。

・レポについて
本レポは個人的な踏破記録です。
ガイドとして作成したページではありませんので、
必ず注意事項に目を通した上でお楽しみください。

ページ数の都合により、掲載内容は若干カット。
スムーズに進行しているように見えるかもしれませんが、
実際の行程は長く、それほど簡単なものではありません。
レポと同じように歩き通すのは多分難しいと思います。

また、記載している計画・装備は個人の一例です。
全て自分のスタイルに合わせており、あまり参考になりません。
体力や天候、季節によってルートタイムは大きく変わります。
単独踏破には相応の困難が伴うことにも留意しましょう。

それでは、本編へ進みます。

「熊野の旅」のレポ一覧に戻ります。
「東方巡遊記」に戻ります。