東海道ツーリング
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2013年4月3日(水) 3日目 午後
天候回復。

1205、休憩終了につき出発。
天気はまだ微妙な感じ、気温も低いです。

地元の人の会話を聞いて、いつの間にか標準語の地域に来ていたことに気付く。
私は普段関西弁を使っていますが、標準語の地域では標準語に合わせることも。
今回は東京まで行っても関西弁を使おうと思います。

ちなみに、自己紹介ではいつも「兵庫県のT市から来ました」と言ってます。
大変ネームバリューがあるようで、どこへ行っても「ああ、歌劇で有名な・・・」という反応。
但し、市民の多くは歌劇に興味が無く、見に行ったこともないため、
「歌劇って面白いんですか?」と聞かれても答えられません。

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1220、R1を外れて愛知県豊橋市から静岡県西端の湖西市に入りました。
既に兵庫県~大阪府~京都府~滋賀県~三重県~愛知県を横断。
ここから静岡県東端の箱根峠まで、静岡の長い行程が始まります。

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白須賀を走ります。古い感じの町並み。

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1235、32番:白須賀宿本陣跡。ここまで約56.7km。
座標は34°41'18.8"N 137°30'03.4"E
普通の住宅街です。

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1240、本陣跡を出て白須賀中学校前で初めての海、遠州灘を望みます。
盛り上がってきました!

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1250、潮見坂。東海道の名所の一つです。
『東海道五拾三次』の白須賀宿に描かれていましたね。
昔の旅人も、ここで海を見て感慨に耽ったことでしょう。

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潮見坂を下ります。地元の通学路になっている様子。
なんだか天気も良くなってきたし、いい感じじゃない?

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潮見坂から海沿いの住宅街に下りました。

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R1で新居方面へ。
山側から生活道・R1&R42・自動車専用の潮見バイパス&浜名バイパス(R1)という配置です。
海が見えるバイパスは当然通行できませんから、最も確実なR1を走ります。

ここで今回初めてサイクルツーリストを見かけました。
仕事や学校が始まったばかりのシーズンですから、
こんな時期に走っているのはプロの遊び人だけ。
誇らしいですね。

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1340、31番:新居宿本陣跡。ここまで約64.2km。
座標は34°41'42.4"N 137°33'32.6"E
普通の交差点の一角に位置します。

本陣跡の先には新居関所もあります。
東海道に設けられた関所は、新居関所と箱根関所の二つ。
主要街道のうち、建物が現存する関所はここだけです。

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1350、JR新居駅&デイリーヤマザキ。ここまで約65.2km。
適度に疲れてきたので、トイレのついでに休憩タイム。
目的地の掛川まで、まだ55kmも残っています。
とりあえずは浜松を越えないと・・・

1410、休憩終了につき出発。

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R1で舞阪方面へ。
空はよく晴れており、強い追い風が吹いています。
今のうちに浜松まで飛ばしていこう。

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西浜名橋で弁天島に渡ります。
左には浜名湖、JR東海道新幹線及び東海道本線。
右向こうには遠州灘、浜名バイパス(R1)。

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せっかく浜名湖まで来たので、JR弁天島駅から渚園運動公園に寄り道。
橋上は風がきつすぎて撤収。危ない。

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1450、30番:舞阪宿本陣跡。ここまで約72km。
普通の街の中に、資料館っぽい本陣跡が建てられているパターン。
座標は34°41'04.5"N 137°36'32.3"Eでした。

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舞阪から浜松方面へ。
松並木のR49(左)、住宅街を貫くR316(右)は良かったのに、
R257はいつもの走りにくい道。時間が無いので飛ばします。

見ての通り、今回のルートは路駐が殆どありません。
路駐があると、回避するため車道の真ん中に出なければならず、
悪質なドライバーにクラクションを鳴らされ煽られるなどの危険が伴います。
狭くて走りにくい道でも、路駐が無いだけで少し楽になりますね。

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1553、浜松市街までやってきました。
例によって、横断歩道の代わりに地下道を通らせるパターン。
市街地というのはどうしても車道を横断させたくないらしい。
面倒だなあ・・・

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29番:浜松宿本陣跡付近。
ここまで約84.6km、完全に都会です。
事前調査が甘く、本陣跡は発見出来ませんでした。

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1607、JR浜松駅。ここまで約86.3km。
東海道新幹線が停まるだけあって大きい。

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浜松市街を出る前に今後の行程をチェック。
右手にそびえるのは浜松アクトタワー。浜松市街の手前から目立ってました。

残りの宿場町は見附・袋井・掛川の三つ。目的地の道の駅まで35kmあります。
走りにくい道が多く、平均速度は15km/h。宿場町へ寄ると時間がかかってしまいます。
休憩も含めて3~4時間以上。掛川で日没、道の駅に着く頃には真っ暗でしょう。

本当は暗くなる前に寝場所を確保したいけど、行程上仕方のないこと。
今回のルートはR1の東海道ですから、寝場所に使えるところは限られています。
ルートを厳密に設定すると、こういう制約が生じるのでした。

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R152で見附方面へ。
振り返るとアクトタワー。

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1645、浜松バイパス(R1)に合流して天竜川を渡ります。
日が落ちてきました。

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空自のAWACSが帰投。近くに浜松基地があります。

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浜松バイパスを外れてR1を進行中。
この北には浜松バイパスから繋がる磐田バイパス(R1)が通っています。
自動車しか通れないバイパスなんか、どうでもいいけど。

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1715、R1を外れて見附。広い商店街です。
見附という地名は、京都を出てから初めて富士山を見られるからだそうで。
付近には富士見町という交差点もありました。

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1722、28番:見附宿脇本陣跡。ここまで99.7km。
座標は34°43'36.9"N 137°51'31.9"E
歩道に案内板が埋め込まれてました。
次行きましょう。

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R1で袋井方面へ。

明るいうちに距離を稼ぎたいのに、突如現れる袋井バイパス(R1)との合流点。
横断歩道は無く、自転車は歩道橋でR413への迂回を強いられます。
嫌がらせかコラ。

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1753、袋井を走行中。

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1755、27番:袋井宿本陣跡。ここまで約106.4km。
交差点の一角に、小さな公園として整備されていました。
壁で囲まれており、東屋・ベンチ・トイレがあります。
座標は34°44'50.1"N 137°55'23.0"E

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付近にはコンビニもあり、寝場所に最適なコンディション。
しかし、ここでカットしても明日の行程が長くなるだけ。
日が暮れるのは仕方ない。掛川へ向け出発します。

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R413から袋井バイパス(R1)に合流、掛川方面へ。
夜が降りてくる。

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1818、掛川に入る前にローソンにIN。ここまで約110km。
道の駅までコンビニがあるか不明なため、ここで最終補給とします。
夕食と休憩を済ませたら夜間走行の準備。気温も下がってきました。

1900、休憩終了につき出発。
まだラストスパートではありません。

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R1を安全に飛ばします。
夜間は路面が見づらいし、交差点などの目標物も見つけにくい。
明るくて信頼性のあるライトを使っていても、夜間走行は大変です。

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1908、掛川市に入りました。

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R254に乗り換え。
前方にライトアップされた掛川城が浮かび上がります。

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1950、26番:掛川宿本陣跡。ここまで約117.6km。
普通の商店街で、どこが本陣跡か分かりません。

適当にうろついていたら、地元のおばさんに「もしかしてU君?」と声をかけられました。
もちろん人違いですが、せっかくだから本陣跡について尋ねてみると、左の空き地が本陣跡だとか。
座標は34°46'22.8"N 138°00'57.2"Eになります。

現在では何の痕跡もなく、本陣跡を探しに来た人に教えてあげると皆がっかりするとのこと。
掛川の名所は掛川城であって、本陣跡はこのまま幻想へと消えていくらしい。
ところで、U君って誰?

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1957、JR掛川駅。ここまで約118km。
東海道新幹線の停車駅になっています。

これで53の宿場町のうち、26番目までクリア。
3日目にして、全行程の半分を終えたことになります。
道の駅まであと少し。ちょっと休憩しましょうか。

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2017、掛川駅を出て掛川城。
ライトアップ中です。いいね。

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R1で道の駅までラストスパート、快走中。
トラックは北の掛川バイパス(R1)を通行するため、こっちはガラガラです。

夜間、人気のない道を走るときは脳内で「永夜抄」の道中曲が流れます。
初日の行程は「幻視の夜」、ここでは「懐かしき東方の血」といった感じ。
但し、イヤホンで音楽を聞くのは事故に繋がるからやめましょう。
後方の車の音には、常に警戒しておく必要があります。

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2052、R415から道の駅「掛川」に入りました。
ここまで約126.2km、ようやく行程終了。今日は長かった。

この道の駅は予想していたよりずっと大きく、
掛川バイパスと繋がる日坂バイパス(R1)のサービスエリアといった雰囲気。
休憩所や24時間OPENのファミリーマートも併設されていました。
車中泊のドライバーが多かったです。

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寝場所を確保して野宿セットを展開。
行程のチェックをしながらゆっくり休憩します。

「毎日野宿で風呂とかどうするの?」と疑問に思う方もおられるでしょう。
実際のところ、風呂や洗濯のような都合のいいものはありません。
登山と同じく、シャワー代わりにウェットティッシュで体を拭くだけ。
真夏に汗をかいても、その辺の水道で頭を流すぐらいです。
最低限のエチケットとして朝晩の洗面は欠かせません。

もちろん、温泉や銭湯に入るという手段もあるし、
温泉巡りを兼ねたツーリングはとても人気があります。
私は自転車を放置して自分だけさっぱりしたくないので、
基本的にそういう寄り道はしない方針。スタイルは人それぞれ。
多少汚いけど、これがツーリングの実態です。

2155、随分遅くなったので就寝。
4日目に続きます。

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