2023-01-29 改訂
旅の記録を残すメモ帳類とイラスト用のシャーペン。デジタル機器は使わず紙にペンで書きます。
伝票ボード・メモ帳・ボールペンの筆記具3点セット。旅の記録を残す道具です。
伝票ボードはリヒトラブ クリップボード。ボールペン及びマーカーは普通の筆記具です。メモ帳は撥水性の高いアピカ レインガードを愛用。雨続きの悲惨な旅もしっかり記録できるため、記事執筆に際して大いに役立ちます。そういった実用性だけでなく、メモ帳にペンで書きつけた旅日記は、それ自体が大切な思い出の品になります。自転車と徒歩で旅をするなら、旅の記録もアナログで残したい。やはり旅日記は紙媒体が一番です。
ABS樹脂製でA6サイズの伝票ボード。旅日記に欠かせない道具です。アウトドア環境では下敷きがなく、メモ帳単体では書き込むのに不安定ですから、このような小型のボードを併用すると便利です。メモ帳を挟んだ状態でウェストバッグまたはショルダーポーチに挿しやすく、取り出しやすい利点があるほか、切符やチケットを失くさないよう挟んで携帯できるのも旅の中で役立つ機能です。
王子エフテックスの撥水紙"レインガード"のリング綴じメモ帳。旅日記の本体です。完全な防水紙ではないものの優れた耐水性があり、真夏に汗が滴り落ちてもシワシワにならず、雨に濡れた状態で書き込んでも破れません。この耐水性は大きな強み。旅に限らずアウトドア活動全般に適したメモ帳と言えます。普段はA6サイズを携行し、コンパクト性を求めるときだけA7を使います。耐久性を活かし、救急セットの筆記具としても備えています。
普通の筆記具です。旅日記を書くためのボールペンは黒と赤。旅の最中にインクが出なくなることもありますから、必ずスペアを携行します。蛍光イエローのラインマーカーは昭文社『ツーリングマップル』用。自転車で走った道に線を引いて旅の記録にします。キャップ式は外す動作が面倒な上に紛失の恐れがあるため、片手で扱えるノック式がベストです。
A5サイズのリング綴じノート。鉄道による長時間移動の際、「東方巡遊記」及び「GEARS」の記事執筆に活用します。雑多なメモを書きつける旅日記と異なり、このノートにはページの構成や本文など記事そのものを思案しながら書き込みます。耐水性は備えませんが、雨天では使用しないので問題ありません。表紙がしっかりしたものを選べば、下敷きも不要です。旅の後はノートの内容を整理してPCで執筆作業に着手。移動や待ち時間は有効活用したいものです。
製図・絵描き用の0.5mmのシャープペンシル。イラストを描く用途に使います。
私は「東方巡遊記」及び「GEARS」の別館として、東方とKey作品の二次創作イラストを公開するサイトを運営しています。長らく普通のシャーペンで間に合っていましたが、装備マニアならシャーペンにもこだわりたいと思い、2016年になってグラフギア1000を導入しました。この時代にシャーペンを使うのは、描き味が好きなことに加え、アナログでなければ装備のスケールやバランスを把握しながら描けないという理由もあります。
シャーペン本体は絶妙に握りやすい細さのアルミ製。グリップにはローレット加工が施された上にゴムパッドが配置されており、長時間握っても滑りにくく疲れにくいです。ペン先は定規を当てて線を引きやすい4mm径のパイプ。後部のノックとクリップ操作による収納式なので、使わないときに折れ曲がる心配がありません。シャーペンの芯はPILOT ネオックス・グラファイト 0.5mm Bを選びました。複数の芯を使い分けるユーザーのために、グリップに芯硬度表示窓を備えています。
イラストは普通のコピー用紙に描きます。実質のイラスト歴は8年程度。これといって優れた画力が備わっているわけではありませんが、高品質なシャーペンのおかげで軍用・アウトドア用の装備の描き込みが捗ります。イヤホンで作業用の音楽を聴いたり、冬は手が冷えるので保温用の指切り手袋(841 ハンドウォーマー)を着用するなど、絵を描くことに集中するための工夫も大切です。
実はシャーペンの絵は下描きに過ぎず、スキャナーでPCに取り込んだ線画を元に、フリーソフトのPixiaで着色まで仕上げます。線画の仕上げもPixivで行っており、実際にはデジタル作画と変わりません。PCでの作業に欠かせないマウスやディスプレイ等は、PC周辺機器のページで紹介します。