東方巡遊記 GEARS

耳栓

2022-09-17 改訂

旅先・日常生活・仕事で使う雑音・騒音遮断の保護具。記事執筆の必需品でもあります。

「GEARS」の趣旨をご一読ください
「GEARS」にアクセスしていただき、誠にありがとうございます。当サイトの情報は一旅人の感想に過ぎず、細部のレビューや装備選びのガイドを目的に作成したものではありません。改造や生産中止により現行の製品とは異なっている場合もあります。記載内容を過信して発生したトラブルには一切の責任を負いかねますので、必ずサイトの趣旨を理解した上で記事をお読みください。
サイトに掲載する写真・文章等の著作権は管理人のMarcyが有します。コンテンツを外部に転載したり、二次使用することは形態を問わず固く禁じます。営利目的のサイトに「参考ページ」などと称してリンクを貼る行為も認めません。転載・盗用を発見した場合、相応の措置を講じます。

目次

一般用耳栓

道の駅で野宿
旅を楽しむ秘訣は毎日の十分な睡眠。ツーリングやバックパッキングでは快適な野宿セットを携行し、静かな環境で熟睡して疲れを和らげるのが理想的です。寝場所には当たり外れがあり、静まり返った無人駅や公園もあれば、車が多い道の駅を利用せざるを得ない場合も。そもそも道の駅で野宿するほうが間違っているのですが、車の騒音は睡眠の妨げになります。車中泊でエアコンを付けっぱなしにされたり、宴会を始めたり、キャンピングカーが一晩中ジェネレータを稼働させると最悪です。

静かな環境は野宿だけでなく、自宅におけるサイトの記事執筆にも欠かせないものです。やはり屋外で響く車のアイドリング音は非常にうるさく、一度気になると集中力を削がれて執筆が進みません。長らく騒音や雑音の類は我慢していましたが、野宿時、鉄道での移動時、自宅での執筆時に不快な騒ぎ声やアイドリング音に曝され続けることに限界を感じ、耳栓の導入によって解決に至りました。

尚、耳栓には重大な欠点もあります。人間の重要な感覚器官である耳を塞いでしまうため、周囲の音が聞こえず、何かの異変を察知できません。野宿中に不審者が近付いてきたり、災害の前兆が起きていることに気付かない、という致命的な事態も考えられます。私は野宿時と執筆時の騒音だけカットできればいいので、それが気にならない場合は耳栓を着用しないことにしています。

Moldex Meteors

Moldex Meteors Moldex Meteorsをフィルムケースに収納
発泡ウレタン製の耳栓。先端を指で潰して耳に入れると、膨らんでフィットします。遮音規格はANSI S3.19-1974に準拠。騒音減衰指数は(NRR)は33dBと高性能であり、日常生活に溢れる不快な騒音の大部分をカットできます。正しくフィットさせると車のアイドリング音や人の騒ぎ声が全く気にならず、野宿時や記事執筆時に絶大な効果を発揮します。その遮音性能に感激すると同時に、もっと早くMeteorsを買うべきだったと後悔しました。

メーカーによるとMeteorsは使い捨てタイプです。野宿・執筆の度に捨てるのは流石に勿体なく、繰り返し使っても著しく不衛生になるわけではありませんので、汚れが目立ってから交換するようにしています。耳栓入れは付属しないため、フィルムケースに入れて保管。この状態なら密閉されて衛生的かつ紛失しにくい利点があり、旅に持って行きやすいです。鬱陶しい騒音が聞こえ始めたら、即座に耳栓を着用します。

射撃用耳栓

銃や火砲を扱う現場において、耳栓を着用せず発砲音に曝されると耳に重大なダメージを受け、急性音響性難聴になって聴力の低下や耳鳴りをもたらします。屋内射場やCQBでは特に銃声が反響するため、射撃訓練の際は必ず射撃に適した耳栓を着用しなければなりません。現代では耳栓より遮音性能に優れる高性能なイヤーマフや、無線機と併用できるヘッドセットも広く普及しています。

耳栓は産業用保護具としても有効です。強烈な作動音の機械を扱う現場では難聴のリスクが極めて高く、耳栓による保護が不可欠です。もし耳栓を着用せず長期間騒音に曝され続けると、徐々に聴力を失い、将来的に騒音性難聴になってしまいます。難聴の進行は目に見えず、発覚したときには手遅れです。短時間の作業であっても、小型の工具であっても、騒音が発生する場合は耳栓が必須です。

SureFire EP3 Sonic Defenders

SureFire EP3 Sonic Defenders SureFire EP3 Sonic Defendersをチェストリグに吊るす
軍用・産業用を兼ねる耳栓。機械・設備関係の仕事で使います。

Sonic Defendersシリーズには遮音性能が異なる数種類の製品があり、EP3は最もベーシックなモデルです。繰り返し使用可能な低刺激性ポリマーのダブルフランジ仕様で、騒音減衰指数(NRR)は24dB。一般的なスポンジタイプの射撃用耳栓と同等の数値であり、屋内・屋外射場ともに十分な保護効果を発揮します。チェーン付きのケースが付属し、サスペンダー等に吊るして携行するのに便利です。

最大の特徴はフィルターキャップです。閉じた状態ではNRR 24dB、開いた状態ではNRR 11dBになり、最低限の遮音性能を維持しつつ会話ができます。但し24dBでも至近距離なら普通に会話できる上、開いたキャップが耳に当たって違和感があるため、私は常に閉じて使います。首に掛けるストラップも付属しますが、必要ないので外しました。赤いキャップで右側と判別できる仕様は素晴らしいです。

SureFire EP3 Sonic Defendersとサンダー SureFire EP3 Sonic Defendersと保護具一式
私はEP3を産業用保護具として着用します。NRR 24dBですから、工作機械や電動工具の作動音が完全に聞こえなくなるわけではありません。しかし強烈な騒音を85dB以下に減衰してくれるため、正しく着用すれば急性音響性難聴や騒音性難聴のリスクを大幅に軽減できます。作動音が聞こえないほどの耳栓を着用すると、機械の異音を察知できず逆に危険な場合もあります。

電動工具の中でも特に騒音の大きいサンダー(ディスクグラインダー)やリューターを扱う場合、EP3を着用すれば耳へのダメージが格段に少なくなり、長時間のバリ取りや加工に重宝します。尚、機械の操作には眼と呼吸器の保護も必要です。現場では耳栓、バリスティックアイウェア(ESS Crossbow APELGasket)、防塵マスクを併用して作業を行います。

関連記事

野宿セット:自転車と徒歩の旅で使うテント・シュラフ類 アイウェア:ツーリングと機械加工で使う軍用の保護眼鏡
マスク:機械・設備系の仕事で使う防塵・防毒の保護マスク 安全靴:機械・設備系の仕事で使う保護性能に優れた作業靴

「GEARS」の感想はこちらから
「GEARS」は旅人に向けて本物の情報を提供したいという想いで運営しています。記事の内容が気に入った方も、そうでなかった方も、感想フォームの匿名アンケートにご協力ください。閲覧者の皆様からのフィードバックは大きな励みになり、サイトを維持・更新する原動力になります。感想フォームの回答や、記事のシェアによるご支援をお願いします!有用なサイトを目指す管理人からの切実なお願いです!

ページトップに戻ります。

「GEARS」の一覧に戻ります。
「東方巡遊記」に戻ります。