諏訪サイクリング II・守屋山ハイキング I

01下諏訪駅~下社秋宮|御射山社
02|~御作田社~注連掛~木落し坂~下社春宮|旧御射山・車山神社
03|~釜口水門~岡谷駅~藤島神社~洩矢神社~茅野駅
04|茅野駅~守屋山(守屋神社奥宮・里宮)~御柱屋敷~
05|上社前宮|水眼の源流
06|~守矢史料館(守矢邸・御頭御社宮司総社)
07|~北斗神社~上社本宮
08|~大祝邸~木落し公園~茅野駅|御座石神社|青柳駅~御射山社
09|茅野駅~葛井神社~足長神社~八劔神社~手長神社|立石公園
10|~上諏訪駅~兒玉石神社~先宮神社~高島城~下諏訪駅

2016年4月30日(土) 1日目
明日ハレの日、ケの昨日。
「風神録」ゆかりの地を巡る、2泊3日の舞台探訪。
御柱祭シーズンの真っ只中、信州諏訪に乗り込みます。

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必ず注意事項に目を通してからレポをお楽しみくださいますよう、強くお願いします。
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0415に兵庫県の自宅を出発し、0422にJRの最寄駅到着。
早速、輪行作業に取りかかります。

輪行とは電車で自転車を輸送すること。
自転車を分解して、輪行バッグという専用の袋に入れて運びます。
今回は輪行しやすいよう、リアキャリアとフェンダーは外してきました。
(詳細は自転車用バッグのページを参照)

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15分で輪行作業を完了し、ホームに移動。
マシンの重量は11kgほど。軽くて運びやすい。

ここからJR下諏訪駅まで6時間半。
乗り換え時間に余裕を持たせるため、
早めの電車を利用します。

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長野方面は遠く、長時間の輪行は大変な苦行です。
米原駅から特急「しらさぎ2号」、名古屋駅から特急「しなの5号」に乗車。
ちょっと贅沢して、移動時間を短縮させてもらいます。

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1058、塩尻駅で高尾行きに乗り換え。
ウォークマンで「風神録」の曲を聴きながら目的地へ。
穣子・・・じゃなくてみどり湖駅、岡谷駅の次が下諏訪駅です。

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電車は6分遅れ、1126に下諏訪駅に到着。

ホームには御柱と曳行用の元綱が展示されています。
やはり神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」の本場。
完全に御柱祭モードで、盛り上がってきました!

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JR中央本線、下諏訪駅の様子。
ここは長野県諏訪郡下諏訪町です。

本日の天気は快晴、気温は20℃。
探訪にピッタリすぎるナイスコンディション。
サイクリスト数名が自転車を組み立て中・・・

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駅前には2本の御柱、樅の巨木がそびえ立ってます。
御存知の通り、「風神録」に登場した八坂神奈子のモチーフ。
多くのプレイヤーに圧倒的なインパクトを与えてくれました。

この御柱は平成10年(1998年)に開催された長野オリンピックの際、
会場に建てられていたもの。あのイベントから、もう18年経ちました。

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15分で自転車を組み立て出発準備。
もちろん乗換地図も用意してきました。

今年、平成28年(2016年)は御柱祭の年です。
諏訪は京都と違って気軽に補完探訪に来られません。
充実のレポになるよう、しっかり探訪ポイントを確認しておきます。
舞台探訪に集中するため、観光やグルメ、温泉といった要素は割愛。
・・・別にストイックにやってるわけじゃなくて、ただ興味が無いだけです。

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お馴染みのTOEIスポルティーフ、サイクリング仕様。
今回は中型フロントバッグとザックで装備を携行します。
(詳細は自転車のページを参照)

諏訪略地図 
こちらが諏訪周辺の略地図。
諏訪湖と諏訪大社の位置関係はこんな感じになっています。
分かりやすい地形ではありますが、意外と広い諏訪盆地。
効率よく探訪するには入念なルート検討が必要です。

※「OpenStreetMap」からトレースして作成。
この略地図も自由に使用可能です。

2泊3日の諏訪探訪プラン。
初日は下諏訪駅から下社秋宮と春宮へ。
北の木落し坂に寄り道してから、岡谷駅南西の洩矢神社へ。
後は諏訪湖西岸をかすめて、茅野駅付近のビジネスホテルでゴールとなります。
距離は30km程度ですが、半日で回るには詰め込みすぎの予感。
とりあえず、時間の許す限り回っていきましょう。

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その前に、2009年3月23~25日の「諏訪サイクリング」を振り返ってみます。
「風神録」の発表から2年後、東方ファンの同志3名を募って実施した企画。
東方舞台探訪の最初期、ノリノリだった時代です。

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ホームの御柱&元綱。
蛇のようにとぐろを巻いているのが印象的。

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諏訪の玄関口となる下諏訪駅。

北にあるのが下社、中間に高島城、そして南に上社。
それぞれの最寄駅は下諏訪駅・上諏訪駅・茅野駅となります。
初めて訪れる際は、位置関係を間違えないよう気を付けて。

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諏訪の社のシンボルである御柱。
この翌年に御柱祭がありました。

神奈子様のインパクトだけでなく、
BGMや演出など、全体的に和風な雰囲気が素晴らしい「風神録」。
難易度が高めで、霊撃や信仰ポイントのシステムは苦手ですが、
今でもお気に入りの作品の一つです。

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宿泊に利用したのは「スワコユーペンハウスホステル」。
探訪スレッドで紹介されていた宿です。

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アクセス的には下諏訪駅と上諏訪駅の中間に位置。
それなりに歩く必要はありますが、雰囲気が良くオススメ。
ここまで2009年撮影分でした。

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1200、行程開始。
駅前の通りを抜けてR142に入ります。
ここで流れるBGMは「人恋し神様」ですね。

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1210、諏訪大社下社秋宮。
このR142は、かつての中山道に相当します。

諏訪探訪には、風を感じることができる自転車が最適。
距離の目安として、諏訪大社や洩矢神社を回ると50~60kmほど。
走るだけなら1日で足りても、色々な社をじっくり探訪するとなれば、
1日で網羅するのは到底不可能。最低でも2~3日は必要です。

今回の私のプランは、守屋山も含めて3日で80kmぐらい。
スポーツサイクルを利用するサイクリストには標準的な行程ですが、
そうでない方がレンタサイクルで回るのは相当きついと思います。
各自の体力に応じて、ポイントやルートを設定してください。

レンタサイクルを使わない場合は、
電車とバスを乗り継いで徒歩で巡ることに。
バイクとマイカーの事情は・・・全く分かりません。

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自転車を置いて境内へ。

探訪のメインカメラは工事現場用のコンデジ、RICOH G600。
サブカメラとしてフィルム式の一眼、ASAHI PENTAX SPも携行。
フィルムはFUJIFILM SUPERIA X-TRA 400(ネガ)を使用しています。
撮影枚数が多すぎて、全て掲載することはできません。
(詳細は「GEARS」を参照)

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御柱祭シーズンだけあって、境内は参拝客で賑わってます。

諏訪大社の祭神は、建御名方神と八坂刀売神の夫婦神。
上社では建御名方神、下社では八坂刀売神を主祭神としており、
特に、諏訪の地を治めた建御名方神を諏訪大明神と称します。

農業や漁業の神様として崇敬され、軍神としても有名な諏訪大明神。
戦国時代に信濃の地で戦を繰り広げ、諏訪を掌握した武田信玄が、
諏訪大明神を篤く信仰していたのはよく知られていますね。

東方的には、「山坂と湖の権化」こと八坂神奈子の元ネタ。
神奈子様は建御名方神と八坂刀売神がモデルになっています。
これも御存知だと思うので、詳しい解説は割愛~

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正面には根入りの杉と呼ばれる御神木。
いびきを掻いて寝るそうで、下社七不思議の一つとなっています。

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神楽殿。狛犬と注連縄がかっこいい。
大きな注連縄は神奈子様のトレードマーク。
「風神録」6面では背景画像に使用されていました。

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幣拝殿にて参拝。

下社の祭神は、2月~7月は春宮に。
8月~1月は秋宮に鎮座することになっています。
つまり、秋宮は現在留守中。

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幣拝殿と、回廊のような左右片拝殿から成る独特の様式。
彫刻にこだわった立川流初代、立川和四郎富棟の名建築です。

本殿は存在せず、社殿の無かった古代の信仰の名残だとか。
拝殿奥に東西二つの宝殿があり、これが本殿に相当します。
御神体は宝殿奥の一位の木とのこと。

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諏訪大社の創建年代は不詳。
平安時代前期の延長5年(927年)にまとめられた『延喜式神名帳』には
南方刀美神社と記されており、既に信濃国一之宮として崇敬されていたようです。
かつては諏訪神社を称しており、昭和23年(1948年)に諏訪大社となりました。
私があれこれ書くより、パネルを読んでもらったほうが分かりやすい。

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再び2009年撮影分。
早朝に宿を出発し、反時計回りに諏訪を一周するプランでした。
私は自分のマシンで、同志の皆さんは宿の無料レンタサイクルを利用。

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御柱祭のオルゴール塔。

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静かな境内の様子。
御神湯なる温泉が湧いています。

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秋宮一之御柱と、東方の絵馬が並ぶ絵馬コーナーの様子。
多くの探訪者が諏訪を訪れ、サイトやブログでレポを公開していた時期です。
当時は探訪スレッドも盛り上がっていました。

諏訪独特の信仰を、そのまま題材として取り入れた「風神録」。
ストレートな元ネタなので、東方では最も有名な探訪地になりました。
舞台探訪のマニアでなくても聖地巡礼で訪れるファンが多い様子。
神域ですから、あんまり変なことはしないでね。

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・・・御柱祭が終わって3ヶ月後。
2016年8月15~17日に「諏訪補完探訪 I」を実施しました。
電車を乗り継ぎ、徒歩で補完する恒例のパターン。
これは8月16日撮影分です。

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神楽殿。今回も快晴でした。
真夏ということで、気温は35℃ぐらい。

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幣拝殿。諏訪大社の神紋は梶の葉ですが、
秋宮の幣拝殿には菊の御紋が使われています。
これは官幣大社だった時代の名残らしい。

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拝殿の右手前には、新しく建てられたばかりの秋宮一之御柱。
一之御柱は、それぞれの社で一番立派なものが選ばれます。

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実際に近くで見ると感動するほどの存在感。
次の御柱祭は2022年。これから6年間、秋宮を守ります。

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拝殿右奥には四之御柱。
神域のため立入禁止となっています。

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社殿四隅の御柱は、右手前から時計回りに1→2→3→4の配置。
これは左手前の二之御柱です。

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二之御柱の左手には、武甕槌命を祀る秋宮末社の鹿島社。
武甕槌命は、建御名方神と一騒動あった神様として知られています。
秋宮のお目付け役なのでしょうか?

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そして左奥、三之御柱。
ここまで8月補完分でした。

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2018年2月3~4日に実施した「諏訪補完探訪 IV」から。
何度訪れても完結せず、今度は冬の諏訪を補完します。
サブカメラとして携行したのはMINOLTA α8700i。
これは2月3日撮影分です。

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日中の気温は5℃。
巫女さんが凍結した参道を砕いてました。

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神楽殿。快晴で暑いぐらいです。

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雪の積もった幣拝殿。
ここまで2018年補完分でした。

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話は変わって・・・
2016年11月27~29日に実施した「諏訪補完探訪 II」から。

色々な要素をカバーするため、2016年3度目の諏訪探訪。
今回からメインカメラをRICOH G800に交替しています。
これは11月27日撮影分。

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秋宮前を右折して御射山社へ。
石碑のある分岐を左に入り、車両通行止めの舗装路を上っていきます。
マイカーの場合は、分岐を直進すれば御射山社に接続します。

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御射山社は丸山(1181.1m)の東に位置。
秋宮から3kmほど、冷たい雨の中をひたすら歩きます。
こんな時期に徒歩で訪れるのはオススメできません。

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40分ぐらい歩いて、まもなく御射山社。

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車道と合流して御射山社に到着。
熊が出るよ~

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境内へ。

下社と上社にはそれぞれ御射山社があり、
古くから御射山御狩神事という祭祀が行われていました。
長い歴史の中で縮小されながら、現在でも御射山社祭として存続。
東方的には神奈子様のスペルカード、贄符「御射山御狩神事」の元ネタです。

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境内はハンターの通り道に利用されています。
右手には神池がありました。

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社殿まで上ります。

かつては霧ヶ峰北西の八島ヶ原湿原にあった御射山社。
江戸時代に入って、秋宮に近くアクセスしやすい当地に遷されました。
御射山御狩神事の際には太陽・月・星が同時に見えるそうで、
上社・下社七不思議の一つにもなっています。

霧ヶ峰の御射山社は、2017年4月の「諏訪補完探訪 III」で訪れています。
2ページ目に掲載しているので、そちらを参照してください。

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社殿の様子。左から少彦名神を祀る児宮社、
建御名方神を祀る御射山社、八千矛神を祀る八千矛社。
諏訪大社に関連する社ですが、御柱は建てないらしい。

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舗装路を下って秋宮にリターン。
ここまで11月補完分でした。

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では、境内を出て自転車に戻りましょう。
2ページ目、春宮に続きます。

「中部地方の旅」のレポ一覧に戻ります。
「東方巡遊記」に戻ります。