佐渡島ツーリング

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02|北海道~小樽港~新潟港
03|新潟港~両津港
04|両津港~小木港
05小木港~二見
06|***
07|***
08|***
09|***
10|エピローグ

2013年8月12日(月) 2日目(20日目)
猛暑。

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0500起床。非常に蒸し暑く、寝苦しい夜でした。
真夏でもシュラフ必須の北海道とは別世界。
既に日は昇り、明るくなっています。

今回は容量削減のためムーンライトテント1型を携行しましたが、
長期間のキャンプツーリングで使うには窮屈で、あまりくつろげない。
寝場所のコンディションが良いし、クロノスドーム2型にするべきでした。
テント以外はグラウンドシート・化繊シュラフ、
エアマット&ピローから構成されています。
(詳細は野宿セットのページを参照)

4サイド仕様で沢山の装備を積載できる自転車なのだから、
軽量コンパクトみたいな発想に至る必要はありません。
・・・あくまで私のスタイルです。

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現在地は新潟県佐渡市、小木港付近の公園。
0530、直江津港の始発便「こがね丸」が入港。
静かな小木港に、車や人が増えてきました。

まずは野宿セットを撤収。この作業も速やかに。
昨日のサイクリスト達も起床して朝食の準備を始めます。
彼らは新潟在住のグループで、佐渡島を軽く走りに来たとのこと。
自炊に力を入れており、朝から色々な食材を広げて料理していました。

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私はジュニアバーナーで手早く自炊。
ワンタンメンはシンプルで美味いです。
(詳細は自炊セットのページを参照)

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朝食を済ませて行程チェック。
距離やルートを確認しておきます。

「Googleマップ」から作成した乗換地図も用意。
相川の二ッ岩大明神に至るルート・交差点などを記載。
レポ執筆が前提のツーリングではスムーズに進行したい。
(これもナビゲーションのページを参照)

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0715、出発。旅先で出会った人達とは、
こうやって記念写真を撮るのが定番です。

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行程開始。昨日に引き続き天気は快晴。
R45に乗って小木市街を抜けていきます。

本日の目的地は北部の入崎キャンプ場。
中間点の相川では二ッ岩大明神に寄り道します。
距離は約84km。今日が探訪本番といったところ。

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早速、田んぼルートへ上ります。

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そして漁村ルートへ。
時々、物理的に上れない急坂があります。
無駄な抵抗はやめて押しましょう。

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再び田んぼルート。
こんな感じの、何気ない道が好きです。

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0805、深浦に架かる長者ヶ橋。
平成14年(2002年)に完成した佐渡島最大級の橋です。
のどかなイメージとは異なり、全体的に急峻な地形の佐渡島。
自転車で走ると、身をもって実感・・・というか痛感します。

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沢崎に入りました。

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0815、佐渡島最西端の沢崎鼻灯台。ここまで約9.8km。
既にとんでもない暑さ。小休止させてもらいます。

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沢崎からR45を離れます。
亀脇を過ぎてR350に合流するまで地道。

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海沿いを走ります。
東岸と違って漂着物やゴミが多かったり。
今のところ、平坦な道が続いています。

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0840、江積の公園で休憩。
小樽のセイコーマートで最終補給した水を、
ボトルケージのスポーツドリンクに継ぎ足します。

ツーリングの際、休憩に使うのはコンビニ・道の駅・鉄道駅。
適度な間隔で存在して、コンビニでは補給、駅は寝場所にもなります。
しかし佐渡島のコンビニは数軒。道の駅は1軒、鉄道は存在せず、
トイレ等の設備が整った休憩ポイントは中々ありません。
野宿メインのサイクルツーリストには厳しいですね。

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江積を出ると恐ろしいアップダウン。
頑張ってクリアします。

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アップダウンを終えて漁村に下りても、またアップダウン。
昨日のルートより明らかに難易度が上がっています。

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上り終えると、素浜の海岸が見えてきました。
しばらく平坦な道になるでしょう。

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0920、素浜を通過しました。
海水浴客が多かったので全力スルー。

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海岸にC-47が放置されていました。

実はこれ、2013年10月に公開される映画「飛べ!ダコタ」の撮影用です。
終戦後の昭和21年(1946年)、佐渡島にイギリス空軍の輸送機が不時着。
島民は乗員を受け入れて滑走路を設営し、輸送機は無事に帰還・・・
という実際にあったエピソードを元にした映画になります。

当該機はアメリカに現存しますが入手が難しかったそうで、
かつてタイ空軍で運用されたガンシップ、AC-47Dを持ってきて撮影。
不時着したイギリス空軍の"シスターアン"を再現しています。
ハリボテではなく、実機を使うのがいいですね。

※佐渡島での保存はコスト的な問題で断念。
現在、静岡県浜松市にて展示されています。

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瓜生崎の手前で右折。
内陸のR350まで上ります。

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0950、無事R350に乗りました。
暑さと上りのコンボでバテそうです。

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自販機を見つけて小休止。
ここまで約23.8kmでした。暑い!

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1003、出発。
真野・相川方面を目指します。

海沿いに下ると、また前方に上りルートが現れました。
佐渡島の道はサイクリストに楽をさせてくれないらしい。

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田んぼルートに上りました。
真野に近付くと交通量は少しだけ増加。

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二ッ岩大明神のある相川まで18kmほど。

キャンプツーリングでの平均速度は15km/h。
あと1時間半も走れば到着するでしょう。
みたいな見積もり。

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真野市街に入りました。
地元(?)のサイクリストをよく見かけます。

この街は、曽我ミヨシさんと曽我ひとみさんが、
北朝鮮の工作員によって拉致された現場でもあります。
罪のない日本国民の人権が侵害され、未だ解決しない拉致事件。
佐渡島は観光だけでなく、このような事情があることも知ってほしい。

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市街地と言っても内地のように広いわけではなく、
交通量や路駐も多くて走りやすいとは言えません。

それでも関西のように煽りや幅寄せはありませんし、
対向車があれば私の後ろで徐行しながら待ってくれます。
こんなにサイクリストに気を使ってくれる地域は珍しい。
走っていて申し訳ないぐらい。

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商店街を抜けて真野市街を出ます。
コンビニやショッピングモールが少ないので、
昔ながらの商店街が機能しているようでした。

後から地図を見て知ったのですが、
これより内陸にあるR350とR306沿いには
家電量販店やホームセンター等の施設が充実し、
内地の都市郊外と同じような構成になっている模様。
更に内陸の金井には、佐渡市役所が置かれています。

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市街を出るとR350からR45に乗り換え。

沢根を過ぎた交差点を直進すると、
R31で山を越えて相川及び二ッ岩大明神に直通。
左折するとR45で海沿いに相川へ。もちろん左折します。

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当然のようにアップダウン。
交通量が減っていきます。

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1200、二見の歩道にて昼休憩。
相川火力発電所がある普通の港です。
ちょうど正午のサイレンが鳴り響きました。

佐渡島の電力は、島内の火力及び水力発電所で自己完結。
東北電力管内ですが、西日本と同じ60hzとなっています。

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充実の昼食。
これぐらいあれば午後も余裕で動けます。
必要なのは水分だけ。低燃費って素晴らしい。

まもなく相川。次ページに続きます。

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