東方巡遊記

このサイトについて

2022-01-30 改訂

東方巡遊記」は、東方ファンの旅人が個人運営するHTMLサイトです。「上海アリス幻樂団」様の作品群である「東方Project」の舞台探訪サイトとして、東方ゆかりの地を巡る旅の記録を公開する目的で開設しました。このページでは「東方巡遊記」の沿革と趣旨、記事を読む際の注意事項、管理人のMarcyについて紹介します。令和の御代に存続する個人サイトの運営理念をご一読ください。

目次

「東方巡遊記」の概要

大祝邸跡の探訪
当サイトでは、東方Projectゆかりの地を巡る「東方舞台探訪」と呼ばれる旅の記録を公開しています。管理人のMarcyは自転車と徒歩で野宿しながら地域の史跡を巡る、という特殊な形態の探訪活動をライフワークとしており、普通の観光旅行やアウトドア活動とは全くの別物と言えます。「東方巡遊記」の大部分の記事は、野宿主体の歴史探訪の観点から執筆しています。これらの探訪活動に興味のある方の参考に、あるいは旅を始めるきっかけとなれば光栄です。

ご存知のように、東方Projectという作品群は様々な元ネタから成り立っています。キャラクター・スペルカード・バックストーリー・音楽等の構成要素には古今東西の神話・民話・伝説が含まれており、それを考察するのが東方の楽しみ方の一つです。東方ゆかりの地として挙げられる日本各地の神社・寺院・古墳・史跡・山岳を巡りながら、東方の世界観を楽しむ舞台探訪。ただの元ネタとして扱うのではなく、その地域に伝わる信仰や歴史を理解することが何よりも重要です。

熊野古道巡礼の旅
管理人のライフワークである歴史探訪の旅は信仰に基づいており、神話や伝説の舞台を巡って古代人の心を感じる、という明確な目的があります。自分の足で地面を踏みしめ、ペダルを漕ぐからこそ、山の地形や街道の距離を直接感じられ、遠い昔にその土地で暮らした人々の心を理解できます。歴史探訪に最も適した手段は徒歩と自転車。その考えで東方の元ネタを含む探訪活動を実施しています。こういった価値観が合わない方は、当サイトの閲覧をご遠慮ください。

ゲームやアニメの舞台を訪れる旅を俗に「聖地巡礼」といいますが、本来の聖地巡礼は信仰に基づく素朴で宗教的な旅です。かつて管理人が閲覧していたサイトや掲示板では「舞台探訪」の呼称を用いており、その表現が気に入って当サイトでも舞台探訪を称しています。管理人は熊野三山で緩やかな信仰を持つに至り、神仏の領域である聖地や霊山を「巡礼させていただく」という意識で旅するようになりました。よって、信仰とは無縁のサブカル的な「聖地巡礼」の表現は一切使わない方針です。

探訪記事の内容

丹後国の大江山
当サイトの探訪記事は、上述したように自転車(ツーリング)と徒歩(バックパッキング)の旅が中心です。訪れた寺社や史跡の写真とともに、その地域の歴史や由緒を簡潔に紹介するのが基本的な流れ。もちろん東方との関連性にも触れますし、東方全開なノリで書いた探訪レポもありますが、東方の元ネタ巡りを標榜する割には東方要素を抑えました。閲覧対象を特定の界隈に限定せず、東方に興味のない旅人や歴史ファンでも気軽に読めるサイトを目指しています。

東方の元ネタは古今東西の伝説が混ぜこぜになり、ストレートすぎる元ネタからグレイズ程度の関連性など色々。明言されず憶測の域を出ない設定も沢山あります。捻くれた深読みや設定の矛盾に突っ込むような考察は野暮なので、当サイトではモチーフとなった伝説との関連性を記載する程度に留めます。記事の内容は『古事記』や『風土記』逸文などの予備知識を持っているのが前提。なるべく簡潔に紹介しますが、神話や古代史について入門書などで知っておいたほうが理解しやすいと思います。

洩矢神社の由緒
探訪記事で紹介する神話や伝説は、長い歴史の中で習合や変容を経ており、実態や成立経緯が不明なものが多々あります。古代史は分からないことが多すぎて何一つ断定できないため、現代に伝わる事柄をできるだけ平易に紹介する方針です。正しい歴史認識で執筆するよう心がけても限界がありますから、「諸説ある」という前提でお読みください。管理人は古代史の真実とやらを暴こうとしたり、奇をてらったトンデモ・オカルト系の妄説を披露して信仰を冒涜する蛮行を厳に慎んでいます。

記事を読む方や「聖地巡礼」と称して現地を訪れる方に対し、神道や仏教の思想を強制する意図は全くありません。誰もが熱心に神仏を崇敬しているわけでもないでしょう。しかし長い歴史の積み重ねで成り立つ聖地に足を踏み入れる以上、その由緒について少しでも興味を持ち、古の信仰を尊重していただきたいと思い、記事を執筆しています。安心して閲覧できるよう宗教・政治関連の揉めそうな話題は極力回避しますが、明治時代の廃仏毀釈など負の歴史は隠蔽せずに記載します。

熊野古道巡礼の旅
旅において最も大切な要素は「道のり」。探訪レポは「旅感」が伝わるように、旅の出発から時系列に辿る構成になっています。探訪の目的地より道中の写真のほうが多かったりして、読む人によっては退屈で冗長な記事と思われるかもしれません。しかし、それこそが旅の現実で、本当に伝えたいこと。車や鉄道が存在しない時代は、誰もが徒歩で諸国の霊場を巡礼したのです。長く険しい旅の実情をありのままに綴ってこそ、歴史探訪の記事として公開する意味があると考えています。

八坂神社の疫病退散絵馬
2020年から世界規模で疫病が流行し、日常生活だけでなく旅の事情も大きく変わりました。管理人は事態の深刻さをよく理解し、マスクの着用、手指のアルコール消毒、他人との距離を保つ、ワクチン接種といった感染予防の対策を日頃から徹底した上で旅を楽しんでいます。もちろん感染拡大の時期には無理に遠出せず、時間を有効活用して記事の執筆を進めています。当サイトに掲載する全ての探訪記事は、緊急事態宣言の時期を避けて実施していることを明記しておきます。

旅の始まりとサイト開設

瀬戸内ツーリング
2007年にサイクリングを始め、アニメ「かみちゅ!」の舞台となった尾道を目指したのが全ての始まりです。同時期、ニコニコ動画で大流行していた東方の世界観にハマり、したらば掲示板の「東方幻想板」にあった「東方舞台探訪スレッド」に辿り着きました。「東方風神録」の公開直後で東方の元ネタ巡りが大いに盛り上がり、個人サイトや掲示板、同人誌で探訪レポが公開されていた時代です。先人達のレポはどれも興味深く、その行動力に多大な影響を受けて日本各地を巡る旅に憧れました。

2008年、新調した自転車で出雲へ。旅道具は最低限のものすらなく、東方の元ネタどころか神話や歴史の知識も皆無の状態で東方舞台探訪の旅が始まりました。その後、自転車にテントやシュラフを積んで旅をするキャンプツーリングに没頭。同年に北海道を走ったことが、旅人としての人生の起点になりました。やがてツーリングから派生してトレッキングを志向。2009年には徒歩で熊野三山を目指しました。このとき古の道を野宿しながら歩いた経験が、後に信仰に目覚めるきっかけとなります。

大江山ツーリング
「東方舞台探訪」を称するサイトを立ち上げたのは2009年のこと。探訪スレに公開するためだけに作成した簡素なHTMLサイトであり、当時の探訪レポは東方要素皆無のお粗末な内容でした。経験と知識が乏しく、写真も極端に少なく、何の参考にもならない行きあたりばったりの旅。今思えば人に見せられるような代物ではありませんでしたが、全くの手探り状態で苦難に満ちた旅を楽しみ、無料のFC2ホームページで探訪レポを公開していました。これが現在まで続く探訪活動の原動力となっています。

旅を休止した時期があり、2013年の東海道から活動を再開。いつの間にか過疎化した東方幻想板を離れ、独立した個人サイトとして運営することに決めました。元ネタの知識が徐々に増え、東方関連の内容を盛り込んだ新規レポを続々追加し、アクセスは開設当初よりも増えました。古参の東方ファンのサイトが次々に閉鎖されていく中、惰性で存続する当サイトに一定の需要が生まれるに至ったと判断。2014年にはロリポップの有料レンタルサーバーに乗り換え、サイトの機能を強化しました。

個人サイトの隆盛と衰退

藤原宮跡
管理人がインターネットを始めた2000年代初頭は、物好きなマニアが趣味で運営する個性的なホームページの全盛期でした。個人サイトは玉石混淆であり、極めて情報価値の高い有益なサイトや、後にMarcyが作ったような中身スカスカのサイトなど多種多様。舞台探訪に関して言えば、元ネタに詳しく行動力のあるファンが全国の神社や寺院を訪れたサイトが沢山ありました。何も知らない状態で舞台探訪の旅を始めるにあたり、Googleの検索で見つかる個人サイトは貴重な情報源だったのです。

やがて情報発信の場はHPからブログと動画サイト、そしてSNSへと移行。古参のファンが運営していた有用なサイトは更新が止まり、ジオシティーズ等の無料HPサービスの終焉に伴いインターネット上から永遠に失われました。個人サイトに替わり主流になったSNSは流れが速すぎ。折角の情報が体系的にまとめられることもなく、瞬く間に散逸してしまう致命的な欠点があります。イベントで買える同人誌は確かに有用ですが、誰でも検索でアクセスできるという意味ではサイトが一番優れていました。

個人サイトの全盛期が過ぎた後、広告収入を目的に低品質な記事を乱発するキュレーションサイトやトレンドブログが跋扈。マニアが趣味で運営するHPは検索結果の奥底に追いやられました。最新のSEO事情に対応し続けなければGoogleから冷遇され、辛うじて生き残ったHTMLサイトもアクセスを失って衰退の一途を辿っています。検索で見つけてもらえず、誰も訪れなくなった趣味のサイトを維持するなど到底不可能。そのような時代の変化の中で、SNSでの情報発信が主流になったのです。

管理人も東方幻想板を離れてSNSに参入しましたが、SNS時代の東方界隈やクラスタと呼ばれる世界は煩わしい出来事が多すぎ、その雰囲気に馴染めませんでした。数年間SNSの活用を模索した後、SNSで情報を得たり交流するよりも、全国を旅して自分のサイトを充実させたほうが有意義と判断。現在は東方界隈から離れてURLテスト用のアカウントのみ稼働させています。「東方巡遊記」は個人サイトの形式であり、同人サークルとして薄い本を出すなどのオフ活動は行っておりません。

令和3年の新生「東方巡遊記」

ムスビの御神像
2021年、探訪活動のサイトを「東方巡遊記」に改称。後述する「GEARS」のリニューアルに伴い、サイトの全面改修に着手しました。熊野・出雲・諏訪という深く難解な世界に傾倒した事情から、2016年以降は記事の執筆がほぼ進まない状態でしたが、旅を続けるうちに少しずつ理解を深め、旧サイトの開設から13年を迎える2022年、ようやく執筆を始められる段階に辿り着きました。管理人はこれを「神仏のお導き」と確信していますが、宗教色を前面に出すと怖がられるので程々にしておきます。

サイトのデザインは昔と変わらずシンプルを追求。凝った装飾や仕掛けは用意せず、トップページのカテゴリ一覧から地域ごとの探訪記事にアクセスできる仕様です。一見すると簡素なサイトですが、時代の流れに合わせてHTMLとCSSを整えており、スマートフォンでの閲覧にも対応するレスポンシブデザインです。URLは2020年の時点で常時SSLの有料独自ドメインに切り替え済み。令和の御代に存続する個人サイトとして、基本要素は抑えたつもりです。

諏訪大社上社本宮
「東方巡遊記」は改修を始めたばかりです。探訪記事の大部分は旧版または未公開の状態であり、執筆には長い年月がかかります。中立性と信頼性を確保する、余計な装飾を加えない、という観点からアフィリエイト広告は設置せず、管理人は一銭たりとも収益を得ておりません。むしろレンタルサーバーと独自ドメインの維持で赤字運営を行っています。東方の元ネタ巡りと歴史探訪に関する有用な個人サイトを目指して執筆していきますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

当サイトはリンクフリーです。トップページ(URLは"https://marcy26688.com")だけでなく、気に入ったページにリンクを張っていただいて構いません。掲示板やSNSでの紹介も大歓迎です。以下に200x40ピクセルのバナーを用意しておりますので、個人サイトの管理人様は自由にご利用ください。尚、画像ファイルへの直リンや、キュレーション及び営利目的のサイトからリンクを貼る行為は固くお断りしています。

東方巡遊記:東方ゆかりの地を巡る旅の記録を公開

「東方巡遊記」の注意事項

冬の小辺路
当サイトではツーリングやトレッキングなどアウトドア度の高い探訪レポを公開しており、その大部分が単独行です。管理人は山における遭難、車道における事故等の危険性をよく理解し、計画と装備は万全の態勢で、かつ自己責任で実施しています。サイト内の情報は一旅人の感想に過ぎず、万人向けのガイドを目的に作成したものではありません。常軌を逸した強行軍も含みますが、全くもって推奨しませんのでご理解ください。真似をすると行動不能になる恐れがあります。

記事中の計画・行程・コースタイムは個人の一例です。体力と気力には相当な個人差があり、旅のスタイルも千差万別。レポと同じように行動できるとは限りません。不十分な計画と装備で山に入ると死亡事故に繋がりますので、各種条件を考慮して計画を作成し、適切な装備を選んでください。険しい縦走登山はもちろん、日帰りの低山ハイキングであっても、道迷い・怪我・雨天・日没といった事態に対処できるのが望ましいです。様々なリスクを理解してアウトドア活動を楽しんでください。

東海道ツーリング
車道を走行するツーリングにも、山とは異なる重大な死亡事故の危険が潜んでいます。常に交通ルールを守り、車に注意して安全な走行を心掛けてください。歩道を走らざるをえない状況では、歩行者への配慮が必要です。全てのドライバーが交通ルールを守るとは限りませんので、ヘルメットを着用し、前後ライトを点灯し、反射材を身に着け、自己防衛に努めましょう。管理人は脇道から飛び出してきた車に激突されたことが2回。接触寸前の幅寄せを食らったことが複数回あります。

ツーリングとバックパッキングでは野宿で一夜を明かすのが基本です。野宿旅は個人のスタイルによって大きな差異があるため、記事中の野宿方法は全く参考になりません。色々な場所で野宿していますが、所有者や他の利用者の迷惑にならないことが鉄則。もちろん推奨される行為ではなく、治安的に危険な地域もあります。野宿禁止と明記されている場所では絶対に実施してはなりません。記載内容を過信して発生したトラブルには一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。

「GEARS」の紹介

三瓶山麓でキャンプ
自転車と徒歩の野宿旅には多種多様なアウトドア装備が必要です。探訪活動に必須のカメラ(コンデジとフィルムカメラ)をはじめ、靴、ライト、レインウェア、自炊セット、テントやシュラフ、それらを携行するためのバッグやザックも旅に欠かせません。あらゆる機材を自分で携行して道を進まなければならない以上、全ての装備に相当なこだわりを持って厳選しています。しかしながら、こういった話題を探訪記事に書くと旅の主題から外れてしまいます。

そこで、旅道具の紹介に特化した情報サイト「GEARS」を別館として開設。旅を続けるうちに装備マニアになった管理人が愛用する旅道具を、体系的かつ主観的に紹介しています。実は「東方巡遊記」の探訪記事よりもアクセスが多く、もう一つのメインコンテンツとして完成度を高めたサイトです。内容は一旅人の感想に過ぎず、細部のレビューや装備選びのガイドを目的に作成したものではありませんが、興味のある方は下記バナーをクリックして御覧ください。

GEARS:自転車と徒歩の旅で活躍するアウトドア装備を紹介

管理人について

Marcyです
東方と歴史を愛する遊び人。Marcyです。種族は人間、性別は男性、年齢は相応、血液型はA Rh+。尊敬する人物は西行法師と世阿弥。摂津国河辺郡/兵庫県南東部の平和な街で暮らし、インドアとアウトドアの境界を追求しながら日本各地を旅しています。Marcyの実態は探訪レポの中で書き綴っておりますので、ツーリングやバックパッキングの記事を参照してください。

著作権について

「東方巡遊記」に掲載する膨大な枚数の写真や、歴史や由緒を紹介する文章等の著作権は管理人のMarcyが有します。一連のコンテンツは数え切れないほど多くの旅の中で得た貴重な財産であり、それらを外部に転載したり、二次使用することは形態を問わず固く禁じます。出典を明記しようが無断使用の場合は盗用と見なします。転載・盗用を発見した場合、相応の措置を講じます。

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